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東洋大・内山(28期生)らプロから指導

 今年で60回を迎える全日本大学野球選手権の記念事業「冬季特別トレーニング」の初日が7日、川崎市のジャイアンツ球場室内練習場で行われた。堀内恒夫氏(63)、鹿取義隆氏(53)ら巨人OB5人が講師となり、大学生40人に技術やトレーニング法などを指導。元プロが大学生相手に大規模な技術講習会を行うのは、かつてない試みだ。

 この日は今秋ドラフト候補の東洋大・内山拓哉投手(3年=浦和学院)、中大・入江慶亮投手(3年=浜田)らも参加。内山を指導した堀内氏は「レベルが高い投手」と絶賛。ソフトバンク和田と同じ高校出身の左腕入江には、鹿取氏がアドバイス。「腕の振りが見づらいのが(和田に)似ている」と評価した。

 「(事前の)質問に記入しなかったことまで気付いて指摘された。すごいと思った」と内山。日本ハム・ダルビッシュ似で「小ダル」の愛称を持つ151キロ右腕は、元プロの指導に目を輝かせた。室内に6カ所並んだブルペンなど、プロの設備にも感銘を受けた。入江と口をそろえ「来年もこういう場所を使えるようになりたい」。講習会は10日まで行われ、全国から合計160人が参加する。

(日刊スポーツ)

◇堀内氏、鹿取氏ら元プロが大学生に技術指導

 元プロ野球選手が大学生に技術指導を行う画期的な試み「冬季特別トレーニング」が7日、ジャイアンツ球場の室内練習場で行われた。

 これは全日本大学野球選手権(6月7日開幕、神宮など)が今年で60回目を迎えることを記念して企画されたもので、全国各地の大学から集まった40人の学生が、巨人OBの堀内垣夫前監督、鹿取義隆元ヘッドコーチらから熱心に指導を受けた。

 今秋ドラフト候補として名前が挙がる東洋大の内山拓哉投手(3年)は「スライダーを投げるときの手首の角度など、今まで言われたことがない点を教えていただいた」。中大の入江慶亮投手(3年)も「変化球の握りを4種類教えてもらいました」とともにうれしそうだった。

(スポニチ)

◇元巨人選手ら大学生指導、冬季特別トレーニング

 プロ野球経験者が大学生に技術指導を行う「冬季特別トレーニング」(全日本大学野球連盟、読売新聞社主催)が7日、川崎市の読売ジャイアンツ球場室内練習場で始まった。

 今年で60回を迎える全日本大学野球選手権(6月)を記念した企画。昨年2月に日本学生野球憲章が改正されたことを受け、初めてプロ・アマ間の指導交流が実現した。

 講師は元巨人監督の堀内恒夫氏、元同ヘッドコーチの鹿取義隆氏ら5人。10日までの4日間で、全国の大学野球部から集まった約150人が、投球や打撃、トレーニング法などを学ぶ。

 堀内、鹿取の両氏はこの日、投手20人を各15分間、マンツーマンで指導した。堀内氏にスライダーの投げ方を熱心に聞いていた東洋大・内山拓哉投手(3年)は「手首の角度や握りを微妙に変えるだけで球が明らかに変わった」と驚きの表情。堀内氏は「学生に教えることは自分にも勉強になる。一つでも二つでも覚えて帰ってほしい」と選手のレベルアップに期待した。

(読売新聞)

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