チーム防御率は出場３２校中７位、打率は同１３位。投打に高いレベルで関東チャンピオンに輝いた。打線は７回コールドに終わった初戦と神宮で敗れた日大三戦以外は２ケタ安打。下級生のエース佐藤は全１１試合に先発し７完投４完封。県大会準々決勝で聖望学園を相手に５回参考記録ながら無安打無得点試合を達成。ここから波に乗り、決勝の春日部共栄も２安打に封じた。さすがに関東後半からは疲れが見えたが、神宮大会では東北を完投、日大三にも敗れたが、５回を４安打にまとめた。
打撃でも引っ張るのは佐藤。１番打者ながらチームトップの１７打点をマーク。また足とセンスの良さで三塁打も２本、長打率は.６６７にのぼった。自ら打撃が投球への勢いにもつながった印象だ。同じ下級生の石橋は打率が出場選手中３位（規定打席到達者限定）。長打率は.９３９。さらに小林、沼田、日高のクリーンアップはいずれも２ケタ安打。特に日高は関東大会決勝でサヨナラ打を放つなど勝負強い印象が強かった。
非公式戦は６７試合。これは３２校で最も多い。夏休みだけで４１試合こなすなど、とにかく実戦重視。多い時は８日連続で試合をこなした。また、関東で対戦した千葉経済大附属、横浜に加え、前橋育英、水城と今大会出場校とも手合わせをしている。特に横浜に対してはエース佐藤が先発して８－１１で敗れたが、関東で見事リベンジした。
◇公式戦打撃成績
１[投]佐藤拓也 ② 171cm71kg 42－18－17 .429
２[捕]森 光司 ③ 180cm80kg 27－６－５ .222
３[一]日高史也 ③ 174cm80kg 40－18－10 .450
４[二]遠藤 生 ③ 171cm71kg 19－５－１ .263
５[三]沼田洸太郎③ 180cm84kg 44－14－11 .318
６[遊]小林賢剛 ③ 176cm72kg 43－13－６ .302
７[左]荒井大樹 ③ 177cm75kg 23－８－６ .348
８[中]石橋 司 ② 182cm73kg 33－18－６ .545
９[右]柴崎裕介 ③ 171cm67kg 23－７－３ .304
10[投]中山翔太 ③ 175cm81kg １－０－０ .000
11[投]松浦光謙 ③ 177cm78kg ０－０－０ .—
12[捕]林崎龍也 ② 171cm65kg ８－１－１ .125
13[捕]明石飛馬 ② 170cm75kg １－０－０ .000
14[内]浦崎永智 ② 171cm74kg 17－５－３ .294
15[外]室町辰徳 ③ 164cm68kg ３－０－０ .000
16[内]村上和広 ③ 171cm69kg
17[外]今栄尚人 ③ 174cm75kg ３－０－０ .000
18[外]笹川晃平 ② 182cm73kg 10－３－３ .330
19[投]西川 卓 ③ 176cm77kg
20[投]池山颯人 ② 181cm71kg
21[投]浅田龍一 ③ 182cm72kg
（打数－安打－打点－打率）
◇公式戦投手成績
佐藤拓也② 右 11試合 79回1/3 被安打48 奪三振35 暴投６ 与四死球30 失点15 自責点10 防御率1.13
松浦光謙③ 左 ３試合 ３回2/3 被安打３ 奪三振５ 暴投０ 与四死球３ 失点１ 自責点１ 防御率2.45
中山翔太③ 左 １試合 ３回 被安打２ 奪三振２ 暴投０ 与四死球１ 失点１ 自責点１ 防御率3.00
※○数字は新学年
◇公式戦チーム成績
11試合 337打数 116安打 72打点 打率.344 本塁打７ 盗塁９ 失策９ 三振30 四死球50 犠打飛29
＜１試合平均＞
得点7.09 失点1.55 安打10.55(4.82) 三振2.73(3.82) 四死球4.55(3.09) 犠打飛2.64(1.45) 盗塁0.82(0.82) 失策0.82(1.45)
※かっこ内は相手の平均値
◇練習試合 67試合46勝15敗6分
準公式戦：
埼玉県南部地区新人戦 8/21○10-0(5)開智(Ｐ佐藤)、8/23○5-1蕨(Ｐ松浦)
さいたま市浦和地区大会 11/21○10-2浦和西(Ｐ中山、浅田)、11/23○15-4浦和実業学園(Ｐ浅田)
相手校：
市立尼崎△○、富岡○○、宇都宮南△○、東洋大牛久○○、日大高○○、東京学館浦安○○、吉原商業●●、栃木工業○、桜美林●、太田市立商業○○、東総工業○○、前橋育英○○、宇都宮南△、水城○、日大高○、日大二○○、帝京●、近江●、文星芸大附属△●、横浜●○、千葉商業○○、千葉経済大附属 ○●、市立柏○○、東海大甲府●、山梨学院大附属○、甲府工業○○、土浦湖北○○、東洋大牛久○○、常総学院●、甲府商業●○、桐生第一●○、桐光学園 △○、佐野日大△○、白?大足利●○、富士見○、高崎健康福祉大高崎●●、六日町○○
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