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中山、ゴロ量産で浦学快勝 8強出揃う 高校野球埼玉大会

◇浦和学院など8強出揃う

 5回戦8試合が行われ、春夏連続出場を狙う強豪・浦和学院、春季県大会を制した花咲徳栄などがベスト8進出を決めた。

 浦和学院は二回に佐藤の適時打で1点を先制すると、五回には森、石橋の適時打などで一挙6点を追加。7-0(七回コールド)で成徳大深谷を破り、準々決勝へ駒を進めた。

 南稜と対戦した花咲徳栄は二回に1点を先制されたが、三回に追いつくと、四回に2点、五回に3点を奪うなど着実にリードを広げ、7-1で快勝した。

 春季県大会準優勝の上尾は狭山ケ丘にサヨナラ負け。春日部共栄-聖望学園の強豪対決は、4-2で春日部共栄に軍配が上がった。

 ほかに、浦和実、秀明英光、本庄一、武南がベスト8進出を決めた。

(サンスポ)

◇中山ゴロ量産で浦学快勝

 浦和学院・中山翔太投手(3年)が成徳大深谷打線を2安打に抑え、7回コールドの貫禄勝ちだ。

 「変化球が低めにコントロールできた」と振り返るように、21個のアウト中16個がゴロでのアウト。テンポの良い投球に「手応えがあった」と笑顔を見せる。

 前回登板した17日の西武文理戦では、腕が振れていなかったと反省。台風の影響で大会が延期された期間にフォームを修正した。

 森士監督(47)は「高校入学以来、今までで一番良かった。コツコツ積み重ねてきた努力が出始めたんじゃないかな」と左腕の活躍に目を細めた。

(日刊スポーツ)

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