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浦和学院、8強かけ27日三重戦 選抜高校野球

 第84回選抜高校野球大会6日目の27日、浦和学院(埼玉)は第2試合で三重と対戦する。初戦は打線が爆発して快勝したものの、先制点がほしい初回の1死満塁で得点できなかった。序盤で好機をどれだけ生かせるかが、ベスト8入りを果たすポイントになりそうだ。

 三重は初戦、神宮大会ベスト4の鳥取城北とシーソーゲームを展開し、6―5で勝ち抜けた。打線は11安打を放ち、特に3番岡本拓朗選手(3年)は3安打3打点と好調だった。右腕・三浦浩太郎投手(同)は最速140キロ超の直球に、鋭いスライダーやシュートを織り交ぜて完投した。

 兵庫県伊丹市のホテルに滞在している選手たちは毎朝、「お世話になり、野球が出来ることに感謝して」と散歩をしながらごみ拾いを日課にしている。大切な一戦を翌日に控えた26日も早朝ごみ拾いをした後、朝ご飯をしっかり食べて練習に臨んだ。

 この日は市内の練習場などで午前11時から計約4時間、バントに対応した連係プレーを確認し、シートバッティングで調整をした。グラウンドには「(相手投手は)変化球が多いから腰を据えて迎えにいくな」「攻めて守れ」など、森士(おさむ)監督が厳しく指導する声が響いた。

 森監督は「常に一戦必勝の積み重ね。よく見極め、各選手が自分の良さを出せは結果はおのずと見えてくる」と自信を見せた。

(朝日新聞埼玉版)

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