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浦和学院、初戦突破へ一丸 サポート部員と汗

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【写真】グラウンドを整備するサポート部員=兵庫県伊丹市で(朝日新聞埼玉版)

 第94回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高野連主催)の埼玉代表・浦和学院は6日、本格的な左腕投手を擁する高崎商(群馬)が初戦の相手に決まったことを受け、攻略するために実戦練習に取り組み始めた。関西にはベンチ入りする18人のほか、サポート部員9人も同行しており、初戦突破に向かって一緒に汗を流している。

 高崎商には群馬大会を46回1失点に抑えた好左腕の関純投手(3年)がいる。午前中の練習では、サポート部員の左利き投手、野村亮太君(2年)が主力選手を相手に投げ込んだ。

 サポート部員は打撃練習やブルペン捕手だけでなく、本番までの限られた時間を有効に使うため、練習環境を整え、選手たちの身の回りの雑用までこなす。宿舎から練習場に移動用のバスが到着すると、真っ先に荷物を降ろす。選手たちが外野でランニングや柔軟体操をしている時は、ホースを伸ばして内野に水をまく。キャッチボールが始まれば、白線を引き、守備練習では走者にもなる。

 サポート部員の渡辺健一郎君(3年)は夕食後の自主練習中、選手たちの道具を磨いている。「自分も練習したいが、今はメンバーにできることを第一に考えている。目標は仲間と誓った『全国制覇』だから」

(朝日新聞埼玉版)

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