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真剣勝負の夏 闘志 「いよいよスタートライン」

 第94回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高野連主催)が8日、阪神甲子園球場で開幕した。浦和学院にとって、夏の大会は4年ぶり。約3万4千人の大観衆が見守るなか、元気よく入場行進した。

 「1、1、1、2――」

 38番目。西岡伸朗選手(3年)のかけ声に合わせ、胸に「URAWA GAKUIN」の文字をあしらった縦じまのユニホームが姿を現した。2年前の秋に一新されたため、このユニホームで夏の大会に出場するのは初めてだ。

 埼玉大会の優勝旗を持った明石飛真主将(同)は「夏は気持ちが良い。いよいよスタートライン。戦うための緊張感を保ち、初戦を迎える」と話した。

 三塁側スタンドから眺めていた森士監督は「夏に戻って来られた。この大会に出るため、1年間調整してきた。選手の感性を鈍らさず、真剣勝負を楽しみたい」と意気込んだ。

(朝日新聞埼玉版)

◇浦学ナイン、堂々行進 新調のユニホーム姿で

 夏の甲子園は8日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開会式があった。県代表の浦和学院ナインは、約3万4000人の観客が見守る中、新調した縦じまのユニホーム姿で38番目に登場。明石飛真主将(3年)ら選手18人は、夢の舞台を堂々と行進した。

 明石主将は「いよいよスタートラインに立った。センバツ以来の甲子園で『戻ってきた』という感じです」と興奮気味。先導役の西宮市立西宮高、明石結衣さん(2年)と同じ名字だったことが分かると「運命を感じました。幸先がいいですね」と笑顔を見せた。

 センバツと夏の県大会に続き、行進の掛け声役を務めた西岡伸朗外野手(3年)は「行進の演奏をする楽器の音に気を取られないよう注意した。失敗がなくて良かったです」と話した。

 浦和学院は大会第4日(11日)の第1試合で、高崎商(群馬)と対戦する。

(毎日新聞埼玉版)

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