秋季高校野球地区大会 南・北部あす開幕 154チーム熱戦

 来春の第85回選抜大会につながる秋季県高校野球大会地区大会の組み合わせが5日までに決まった。昨年より5チーム増の154チーム(うち連合は3チーム)が参加。大会は7日に南、北部で開幕し、8日に東部、10日に西部が始まる。県大会には40チームが出場。18日に組み合わせ抽選会が行われ、21日に開幕する。国体開催期間の29~10月2日は試合は実施されず、決勝は7日に県営大宮球場で行われる。上位2校は関東大会(10月27~31日・群馬)に出場する。

◇東部地区 徳栄の総合力際立つ

 (出場38校、代表10校=8~12日・越谷市民ほか)

 新人戦を制した花咲徳栄の総合力が際立つ。同準優勝の春日部共栄も戦力豊富で、2強は盤石。

 花咲徳栄は捕手若月、遊撃手楠本を中心に攻守で高レベル。投手陣も右腕小栗ら2年生4人が充実。春日部共栄はエース西沢と原田、三浦の両1年生がけん引。組織力のある八潮南は右腕宮沢を軸に楽しみな存在だ。

 昌平、栄北は投打にまとまる。守り勝つ野球を磨く春日部東をはじめ、草加、春日部も堅実。鷲宮は伝統の粘りが健在、越谷西や杉戸農、独協埼玉も侮れない。

◇西部地区 聖望などシードが軸

 (出場38チーム、代表10チーム=10~16日・川越初雁ほか)

 今夏準優勝の聖望学園をはじめ、川越東、市川越、所沢北などシードが軸だが、ノーシードに実力校がおり波乱もある。

 聖望学園はエース川畑が健在で、打線も寺田、田畑ら層が厚い。川越東は左腕高橋ら投手陣が豊富。市川越は中山、上條の左腕2枚が面白い。所沢北は右腕加藤と捕手山形のバッテリーが柱。狭山ケ丘は中里、斉藤ら右投手の継投が鍵になる。

 所沢商は土屋ら今夏16強の主力がほぼ残り、ノーシードながら注目。川越工、武蔵越生、富士見、坂戸西も底力を秘める。

◇南部地区 浦和学院が不動の柱

 (出場42校、代表11校=7~11日・県営大宮ほか)

 夏の甲子園16強で、3年連続の選抜出場を狙う浦和学院が不動の柱。そのほかは混戦模様だ。

 浦和学院は山口、小島の右左両腕を筆頭に抜群の投手力を誇る。竹村、高田の3、4番が引っ張る打線も強力。大宮東は1番小林、4番大橋ら上位打線が好調だ。浦和実は皆川、佐藤の俊足1、2番の出塁が鍵を握る。市川口は太田、蕨は小副川と両左腕が頼もしい。

 台風の目は小松原。4番山島、捕手浜川と攻守の軸が安定している。西武台、大宮西、大宮武蔵野も好チーム。ノーシードでは好投手を擁する埼玉栄、武南、朝霞、攻撃力のある南稜に注目したい。

◇北部地区 本庄一が一歩リード

 (出場36チーム、代表9チーム=7~13日・上尾市民ほか)

 今夏の主力6人が健在の本庄一が総合力で一歩リード。上尾、新人戦優勝の松山、同準優勝の桶川なども実力を備える。

 本庄一は最速138キロの右腕平良を捕手阿部や岩崎、伊藤の二遊間が堅守で支える。打線が活発な上尾は3番小山を軸に下位まで抜け目ない。松山は俊足巧打の1番吉田に期待。桶川は町田、榛葉の2枚看板、成徳大深谷は左腕安藤、本庄東は右横の設楽がけん引。北本は投手陣が多彩だ。

 1年生15人の小鹿野は侮れない存在。妻沼・深谷の連合チームの武藤は楽しみな本格派右腕だ。

(埼玉新聞)

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