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浦和学院・小島が完全試合達成/埼玉大会

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【写真】完全試合を達成した小島投手=25日、県営大宮球場で(読売新聞)

 <高校野球埼玉大会:浦和学院6-0埼玉平成>◇25日◇準々決勝◇県営大宮

 センバツ優勝投手の浦和学院・小島和哉投手(2年=左投げ)が、完全試合を達成した。

 キレの良い直球、変化球で埼玉平成打線を翻弄(ほんろう)した。9回2死から最後の打者に一、二塁間を破られたが、右翼手がダッシュして一塁に送球しライトゴロで大記録を達成した。

 小島は20日の3回戦、春日部戦でも8回を無安打無得点に抑えていた。

(日刊スポーツ)

◇浦和学院エース小島、完全試合を達成

 全国高校野球埼玉大会で25日、春の選抜大会で優勝した浦和学院のエース左腕、小島(おじま)和哉(2年)が、県営大宮球場で行われた準々決勝の埼玉平成戦で、完全試合を達成した。試合は6―0で勝利した。

 埼玉平成の最後の打者の打球は一、二塁間を抜けたが、右翼手が一塁へ好送球して右ゴロに仕留めて、大記録が達成された。

 試合後、森士監督は「文句の付けようがない」とエースをたたえたが、小島は「いつも通りの投球。甲子園に行けなければ意味がない」と浮かれた様子はなかった。

(読売新聞)

◇センバツV腕 浦和学院・小島が完全試合達成!

 今春センバツで優勝した浦和学院(埼玉)のエース左腕・小島和哉投手(2年)が25日、埼玉大会準々決勝の埼玉平成戦で、完全試合を達成した。

 9回2死から一、二塁間を破られたが、右翼手・斎藤が猛チャージを仕掛けて右ゴロで試合が終わった。大記録にも笑顔はなかった小島は「最後の打者もいつも通りの気持ちで投げた。次の試合もある。気を抜いたらダメ」と引き締めた。チームは今春センバツから公式戦19連勝を飾り、4強入りを決めた。

(スポニチ)

◇【巨人】石井、母校快挙「すごいよなぁ」

 巨人石井義人内野手(35)が25日、母校の後輩が達成した快挙に驚きの声を上げた。

 高校野球埼玉大会準々決勝で、浦和学院・小島和哉投手(2年=左投げ)が完全試合を達成。石井は球場入り前に知った。「…完全、やったみたいだね。すごいよなぁ」と笑顔でつぶやいた。

(日刊スポーツ)

◇小島、完全試合に笑顔「正直うれしい」

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【写真】勝利した浦和学院ナイン=25日、県営大宮公園(サンスポ)

 今春の選抜優勝投手、浦和学院の小島が準々決勝の埼玉平成戦で完全試合を達成した。「正直うれしい。一人一人打ち取ることを心がけた結果」と笑顔を見せた。

 切れのある直球にカーブ、スライダー、チェンジアップと多彩な変化球で9三振を奪い、芯にとらえられた打球はわずか数回と、九回2死までは完璧な内容。27人目の打球は一、二塁間を抜け記録達成ならずと思われたが、右翼手が一塁に好返球で珍しいライトゴロが成立し、劇的な幕切れになった。小島は「最後に打たれたのはまだ甘いから」と反省も忘れなかった。

 打っても3安打2打点の大活躍で「今日の記録も、次負けたら何にもならない」と気を引き締めた。

(サンスポ)

◇浦和学院・小島和哉投手 23年振りの完全試合達成

 県大会23年ぶりの完全試合を達成した浦和学院の小島和哉。スライダーとストレートを軸に埼玉平成打線を翻弄し、97球で「偉業」を達成した。ウイニングボールを受け取り一瞬、笑顔を見せたエースは「結果的にこうなっただけ。チームが勝ち進むことが一番」と先を見据えていた。

 「力感なく、投げられた」。エースは独特の表現でゲームを振り返った。安定感抜群のマウンドさばきが持ち味だが、集中力を高め、いつにも増して「淡々」と相手打者を打ち取る姿に、すごみが際立った。

 最後の打者の打球が一、二塁間を抜けながら、右翼手・斉藤が好守で右ゴロに仕留める幸運も。普段は選手に手厳しい森士監督も「文句言っちゃいけないよね」と満足げにほほえみ、エースのクールダウンの相手を自ら買って出た。

 20日の春日部戦でも八回までを完璧に抑えながら、九回にリリーフを投入された小島。立て続けの好投で「リベンジ」を果たした形だが、個人成績よりはるかに重要な目標は、夢舞台への切符と、春夏連覇の実現だ。県大会もクライマックスを迎える中、尻上がりに調子をあげる2年生左腕の投球に注目が集まる。

(産経新聞)

◇完全試合の浦和学院 最後は間一髪ライトゴロ

 埼玉大会準々決勝で、完全試合を達成した浦和学院の2年生エース、左腕の小島は、鋭い変化球で内角を突いた。右打者7人を並べた埼玉平成を相手に奪三振9。12のゴロと六つの飛球を打たせた。

 3回戦でも、チームの方針で9回にマウンドを譲るまで四球による走者1人しか許さない好投を見せていた。この日は、9回2死から代打に一、二塁間を破られ、埼玉大会で23年ぶりとなる快挙を逃しかけた。しかし、前進守備の右翼手が打者走者を一塁で間一髪アウトにした。

 ハラハラ、ドキドキの幕切れに、「自分に気を抜かせないための(神様の)いたずらだったのかな」と胸をなで下ろしていた。

(朝日新聞埼玉版)

◇埼玉大会過去の完全試合

■1948年7月26日・県営大宮
荻原 隆(熊 谷)8-0川口
(第30回全国選手権埼玉大会)

■1979年9月29日・熊谷市営
福島則男(深谷商)6-0寄居
(秋季地区予選)

■1983年4月14日・熊谷公園
金子博之(妻 沼)1-0寄居
(春季地区予選)

■1989年7月18日・川越初雁
岡崎淳二(川越商)6-0川本
(第71回全国選手権埼玉大会)

■1990年9月29日・川越初雁
岡崎淳二(川越商)6-0行田
(第72回全国選手権埼玉大会)

※夏の大会では23年ぶり3人目(4回目)の快挙

■準々決勝(7月25日)

埼玉平成
000000000=0
01002012x=6
浦和学院

【浦】小島-西川
【埼】佐々木-斎藤

▽三塁打 西川(浦)
▽二塁打 津田(浦)

▽投手成績
小島 9回、被安打0、9奪三振、与四死球0、失点0
※完全試合達成

【浦和学院】
⑥竹 村4-2-0
⑦服 部4-1-2
⑧山 根4-0-0
⑤高 田3-0-0
③木 暮1-0-0
⑨斎 藤4-1-0
②西 川4-2-1
①小 島3-3-2
④津 田3-2-1

(打数-安打-打点)

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