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 (1日・県営大宮ほか)

 第5日は準々決勝4試合を行い、狭山ヶ丘が山村学園に7-3で勝ち、1993年以来、22年ぶりの4強入りを果たした。そのほか、浦和学院、春日部共栄、花咲徳栄のシード校が準決勝へ進んだ。

 狭山ヶ丘は3-3の六回、2死満塁から浜田が右翼線へ走者一掃の3点適時三塁打を放って勝ち越した。連覇を目指す浦和学院は九回に2点差を追い付くと、延長十三回2死一、二塁から梶山が決勝の左前適時打を放ち、川越東に5-4でサヨナラ勝ちした。

 春日部共栄は西武台に5-1で勝ち、夏3回戦で敗れた雪辱を果たした。1-0の三回に矢田の犠飛、山本の右中間二塁打などで3点を追加。投げてはエース右腕大道が1失点完投した。2季連続の甲子園出場を狙う花咲徳栄は、上尾に6-0で快勝。速球派のエース左腕高橋昂が丁寧な投球で4安打完封した。

 第6日は1日の休養日を挟んで3日、県営大宮球場で準決勝が浦和学院-狭山ヶ丘(10時)、春日部共栄-花咲徳栄(12時30分)のカードで行われる。勝者は来春の選抜大会への最終関門となる関東大会(10月31~11月4日・県営大宮ほか)の出場権を獲得する。

◇浦学、土壇場粘り腰 紙一重制した総合力
浦和学院-川越東 延長13回裏浦和学院2死一、二塁、梶山が左前サヨナラ打を放つ

浦和学院-川越東 延長13回裏浦和学院2死一、二塁、梶山が左前サヨナラ打を放つ

 土壇場で2点差を追い付いた浦和学院が延長十三回の末、サヨナラ勝ちした。森監督は「投手陣を総動員した中で、みんなが諦めずにチャンスを見いだした。紙一重だった」と大きく息をついた。

 打線が好機を逃し、先発のエース右腕榊原が失点を重ねる悪い流れ。一時は4点差まで広がった。八回まで11安打12残塁。普通なら負けパターンだ。

 しかし、2点を追う九回の粘りはさすが。諏訪、前田、幸喜の3連打で1点を返すと、続く小沢の犠飛で同点に追い付いた。

 迎えた延長十三回、1死から前田、幸喜が連続安打を放ち1死後、梶山が「森先生から凡打してもいいから積極的にバットを振れと言われた」と初球を左前に運び、3時間38分の激戦に終止符を打った。

 18安打18残塁と苦しい試合を勝利につなげたのは、六回から登板し無失点で投げ抜いた右腕辻の好投が大きい。相手に傾いていた流れを呼び戻した。森監督は「この勝利は辻の好投に尽きる」と賛辞を惜しまず、「この秋は総合力で戦う。粘り強く勝ちをもぎ取ってくれた」とナインの成長に目を細めた。

◇継投遅れ悔しい敗退 川越東

 五回までに4点を先行した川越東は継投のタイミングが遅れて後手に回った。悔しさをにじませる渡辺監督は「結果的には采配ミス。選手はよくやった」と健闘したナインをかばった。

 先発の右腕島田は八回の投球練習中に右足がつり、治療の後に再びマウンドへ。八回は打者4人で切り抜けた島田だったが、4-2で迎えた九回に3連打などで同点とされ、十回から2番手星野にマウンドを譲った。

 島田は「足をつって周りに迷惑をかけてしまった」と反省の弁。中盤までは強力打線を狙い通り抑えていただけに「詰めが甘い。最後まで投げ切る体力をつけたい」と冬場の成長を誓った。

(埼玉新聞)

 試合結果
 県大会準々決勝 10月1日(県営大宮球場)
TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9
川越東 0 1 0 1 2 0 0 0 0
浦和学院 0 0 0 0 2 0 0 0 2
TEAM 10 11 12 13     H E
川越東 0 0 0 0     4 12 1
浦和学院 0 0 0 1x     5 18 1
【川】 島田、星野-中前
【浦】 榊原、大澤、辻-梶山
幸喜(浦)
家盛、諏訪2、幸喜、杉山(浦)星野、香取(川)
 浦和学院打撃成績
位置 選手名 打数 安打 打点
家盛 6 2 0
杉山 5 1 0
諏訪 7 2 0
前田 6 3 0
⑦8 幸喜 6 5 2
山本 1 0 0
1 大澤 0 0 0
H9 小澤 4 1 2
梶山 5 3 1
①7 榊原 4 1 0
H7 深谷 1 0 0
仲田 2 0 0
1 3 0 0
50 18 5
 川越東打撃成績
位置 選手名 打数 安打 打点
香取 5 2 0
小泉 6 0 0
野口眞 4 2 1
青山 2 1 0
7 野口優 2 1 0
H7 金田 0 0 0
③1 星野 5 1 2
浪江 5 3 1
中前 6 1 0
田村 2 1 0
H3 小澤 2 0 0
島田 4 0 0
6 1 0 0
44 12 4
 投手成績
TEAM 選手名 被安打 奪三振 四死球 失点 自責点
浦和学院 榊原 4 0/3 6 3 3 2 2
大澤 1 1 0 2 2 0
8 5 10 5 0 0
川越東 島田 9 14 2 5 4 4
星野 3 2/3 4 3 1 1 1
TEAM 三振 四死球 犠打 盗塁 失策 併殺 残塁
浦和学院 5 6 5 0 1 1 18
川越東 13 10 3 1 1 2 14

 浦和学院が延長十三回サヨナラ勝ちした。2点を追う九回に幸喜の適時打と小沢の中犠飛で同点に追い付くと、延長十三回2死一、二塁から梶山が決勝の左前適時打。投げては辻が8回無失点と好救援。川越東は前半4点リードを守り切れなかった。

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