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 (27日・県営大宮ほか)

 2回戦9試合を行い、昨秋王者で大会5連覇を狙う浦和学院が聖望学園に5-4で逆転勝ちした。3-4の九回2死一塁から秋山が同点打。続く本田の適時二塁打で逆転に成功した。

 そのほかシード勢の春日部共栄は越谷西に10-2、浦和実も朝霞に10-3とともに七回コールド勝ち。花咲徳栄は草加に14-3と五回コールドで大勝した。

 西武台は小鹿野に延長十三回で7-6と競り勝った。東農大三は熊谷工に7-1で快勝。本庄東は山村国際を9-0と七回コールド勝ち。草加西は早大本庄を6-2で下した。叡明は立教新座を7-1で破り、16強に進出した。

 第3日は28日、県営大宮など3球場で2回戦の残り7試合が行われ、16強が出そろう。

5連覇へ再建誓う 浦和学院

九回表浦和学院2死一塁、秋山の中前打で生還する一塁走者蛭間(左)

 3-4の九回2死。追い込まれた王者浦和学院が土俵際で試合をひっくり返した。屈指の好カードとなった聖望学園との一戦を逆転で制し、森監督は「完全な負けゲーム。神様がもう一度試合をやれとチャンスをくれたのだと思う」と大きく息をついた。

 1点を追う九回2死一塁。6番秋山が放った打球は中堅方向へ高々と上がった。「夏のノーシードがよぎった」(森監督)。誰もが万事休すかと思った。だが、打球は後方で守っていた中堅手と遊撃手の間にぽとり。スタートを切っていた一塁走者蛭間が同点の生還を果たした。

 五回には3点をリードされながらも、最後の勝負どころで底力を発揮するあたりはさすが浦学だ。続く本田は「つないでくれたチャンス。気持ちで打った」と初球をたたき、中越えへ勝ち越し二塁打を放った。

 大会5連覇を目指す浦和学院にとって苦難の船出と言える。森監督は「運だけで勝ったようなもの。もう一度、精進したい」とチームを引き締め直すと話した。

こぼれ落ちた金星 聖望学園

 つかみかけた勝利がこぼれ落ちた。聖望学園はあと1死で金星を飾るところだったが、最後の最後で浦和学院の勝利への執念に屈した。岡本監督は「精神的な弱さ。信じられへんことが起こったわ」とぼうぜんとした。

 二回に工藤の2点打で逆転したが、その後はけん制死や失策が多発。攻め切れず、守り切れなかった。主将の川上は「情けない負け方」と反省し、エース右腕西沢は「夏までによりチームが一丸にならないと」とノーシードから戦う夏に向けて切り替えていた。

(埼玉新聞)

 試合結果
 県大会2回戦 4月27日(県営大宮)
TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
浦和学院 1 0 0 0 0 0 1 1 2 5 12 1
聖望学園 0 2 0 0 2 0 0 0 0 4 9 2
【浦】 清水、近野、佐野-秋山
【聖】 坂本、西澤-國領
矢野(浦)
家盛、佐野、本田(浦)
 浦和学院打撃成績
位置 選手名 打数 安打 打点
矢野 5 2 2
杉山 4 1 0
家盛 5 1 0
蛭間 5 2 0
山本 3 2 1
秋山 5 1 1
本田 4 2 1
清水 0 0 0
1 近野 1 0 0
H 上野 1 0 0
1 佐野 2 1 0
森川 2 0 0
37 12 5
 聖望学園打撃成績
位置 選手名 打数 安打 打点
島村 4 0 0
工藤 4 1 2
川上 5 2 0
大野 3 1 0
R 枝松 0 0 0
H 津田 1 0 0
松本 3 0 0
5 古川 1 0 0
國領 3 2 0
①6 坂本 1 1 1
浅野 1 1 0
1 西澤 3 1 1
⑥4 和田 3 0 0
32 9 4
 投手成績
TEAM 選手名 被安打 奪三振 四球 死球 失点
浦和学院 清水 1 2/3 3 1 3 0 2
近野 3 1/3 4 2 2 0 2
佐野 4 2 3 0 1 0
聖望学園 坂本 2 1/3 4 0 4 0 1
西澤 6 2/3 8 4 0 2 4
 試合動画

8回表、浦学の攻撃

佐野の長打で3塁へ、森川は遊ゴロ、2死三塁から矢野の左安で1点を返し3-4と1点差に迫る。

8回裏、聖望の攻撃

佐野投手が三者凡退に抑え最後の攻撃へ。

9回表、浦学の攻撃

家盛は右飛、蛭間は左安、山本は中飛、2死一塁。秋山の当たりは中堅手と遊撃手の間にぽとりと落ち、土壇場で同点に追いつく。2死一塁から本田の中越え二塁打で1点を追加し5-4と逆転に成功。

(浦学公式ホームページ)

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