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 第99回全国高校野球選手権埼玉大会は27日、県営大宮球場で決勝を行い、花咲徳栄が浦和学院を5-2で退け、3年連続5度目の栄冠に輝いた。

 花咲徳栄は五回1死満塁とし、3連続押し出し四死球で3点を加えた。さらに、綱脇の遊ゴロの間に4点目を奪った。六回には暴投で追加点。投げては先発綱脇が6回2失点とし、七回からはプロ注目の清水がリリーフし5奪三振で逃げ切った。

 優勝した花咲徳栄は全国大会(8月7~21日・甲子園)に出場。埼玉県勢初の真紅の大優勝旗を目指す。

継投実らず11四死球 自滅で手放した切符

5回表花咲徳栄1死満塁、押し出しで追加点を許し、マウンドに集まる浦和学院の内野陣

 夏の決勝で敗れるのは18年ぶり。浦和学院の最終打者の森川は一塁上でバックスクリーンをぼうぜんと見つめ「何が起こったのか分からなかった」と受け入れられなかった。

 投手陣が11四死球の押し出し三つ。打線は安打数で相手を上回っていながらも、あと一本が出ない。勝機は目の前を通り過ぎた。「正直、自滅です」と主将の赤岩。これがナインの気持ちだろう。

 「終わってみれば五回の攻防が全てだった」(森監督)という五回。先発渡邉が振り逃げ、二塁打、四球で無死満塁のピンチを招くと、三振を一つ取ったところで、左腕桑野にスイッチ。左打者が3人続くのを見越した継投だったが、四球で押し出し。次打者の2ボールから救援した佐野は連続押し出しで追加点を献上してしまった。

 裏の攻撃は、無死満塁で杉山が本塁封殺の併殺に打ち取られ、家盛の四球で再び満塁としても蛭間が捕邪飛。無死満塁という同じ状況で4失点と無得点。明暗が分かれた。「自分たちのパターンに持っていけなかった。監督として責任を重く感じる」と森監督は悔しさをにじませた。

 4年ぶりの決勝に戻ってきたものの、5季連続で甲子園には届かなかった。1年夏からメンバー入りしていた家盛は「甲子園に行くために(浦和学院に)来たので、やっぱり悔しい」と素直な気持ちが口を突いた。

 とはいえ、5回戦で星野に土俵際まで追い込まれながらも勝ち切った粘り強さ、聖望学園や春日部共栄といったライバルたちを蹴散らした強さは本物。杉山は「チームがここまで勝てたのは成長を感じる」。何物にも代え難い糧を得て、春の関東王者の夏は終わった。

“完全救援”崩れ 悔しさバットに 佐野

6回裏2死一塁、佐野が右越えに2点本塁打を放つ

 今夏、幾度となくチームを救ってきた2年生左腕でも、投球で試合の流れを好転させることはできなかった。背番号10の佐野は「何とかしようとマウンドに上がったが、力んでしまった」と肩を落とした。

 0-1の五回、1死満塁の2ボールから登板を命じられた。「心の準備はできていた」が、直球が2球外れ1点を献上すると、次打者にも押し出しを与えた。六回には四球で出塁を許し、二つの暴投で本塁を踏まれた。

 抑えとして準決勝までに5試合で登板。13回1/3を投げ、投球回を上回る19個の三振を奪取。130キロ台中盤の直球と縦に割れるスライダーを武器としてきたが、花咲徳栄打線に変化球を見切られ、直球の制球に苦しんだ。

 マウンドでの悔しさをバットにぶつけた。5点を追う六回、2死一塁で内角高め131キロの直球を振り抜いた。「野手が何とか同点にしてくれる」と味方を信じて放った右越え場外2ランは、自身高校初の本塁打となった。

 準決勝まで防御率0・00だった佐野。5回戦の星野戦と準々決勝の春日部共栄戦では、相手の反撃を封じ、チームをサヨナラ勝利に導いた。投手陣の最後のとりでとして奮闘してきた左腕は「結果を現実として受け止め、(新チームで)春、夏と甲子園に行けるよう頑張りたい」と一回り成長した姿で県営大宮に戻ってくることを誓った。

4番の蛭間 借りは来夏

 主砲のバットから快音が消えた。4番蛭間は、先制機の一回2死一塁や三回2死三塁など走者を置いた状況で3度打席が回ってきたが、全て飛球アウトに倒れた。「自分の打撃ができなかった。力不足」と認めざるを得なかった。

 4回戦まで3試合連続の4本塁打をマークし注目を集めたが、準々決勝からの3試合で1安打と相手投手の厳しい攻めに苦しんだ。今夏、バットでチームをけん引した2年生は「3年生と日本一長い夏を過ごしたかった」と悔しさを口にした。

杉山凡退も仲間に感謝

 「自分で決める」と気負いすぎた。0-4の五回無死満塁、2番杉山が初球を振り抜いた打球は投手のグラブに収まり、本塁封殺の併殺打。狙っていたスライダーが真ん中に入ってきて、打ち気が勝ってしまった。「仕留め切れなかった」と悔しがった。

 悔しさで気持ちの切り替えがなかなかできなかったが、「仲間から『おまえのせいで負けるわけにはいかない』と声を掛けられて、立ち直れた」と感謝する。チームメートのおかげで、後悔したままの夏にならずに済んだ。

悔しさこらえ心からの感謝 赤岩航輔主将、控えからチーム支え

準優勝の賞状を受け取る浦和和学院の赤岩主将

 自分たちの代でもう1度甲子園に行く。チームの良き伝統をつなごうと、もがき苦しんだ3年間だった。浦和学院の赤岩航輔主将(18)は背番号16。控えの立場でチームを引っ張ってきた。4年ぶりの決勝でライバル花咲徳栄に敗退。5季連続で甲子園を逃した。「ここまでチームをつくり上げてくれた森(士)先生、スタッフ、支えてくれた人たちには感謝しかない」。敗れた悔しさを飲み込んで周囲に気を配る。どこまでも「誠実な男」(森監督)だった。

 「夢かな」。その瞬間、現実が受け入れられなかった。マウンド上では花咲徳栄の歓喜の輪ができている。「負けたのか」。それでも仲間がベンチでうなだれる中、三塁コーチボックスから歩き出し、真っ先に整列した。「自分が崩れたらみんながだらだらしてしまう。しっかりしなければ」という思いからだった。

 さいたま田島中出身。当時は「浦学を倒そう」と別の高校への進学を考えていたが、浦和学院の練習会に参加した事が転機だった。選手たちの練習に取り組む姿勢、真剣な目つき、本気で甲子園を狙う雰囲気、全てが違った。ここに入りたいかを問われ、参加者の中で唯一手を挙げた。

 全国から好選手が集まる中で役割を自覚し、2年時から自然と控え選手を束ねる立場になっていた。それを見た森監督は「誰にでも分け隔てなく、ひたむき」と新チームから主将に指名。レギュラー以外から選ぶのは異例だった。

 苦しかったのは春の選抜出場の望みが断たれた昨秋。チームには恒例の「負けラン」があり、敗れた試合の点差などにより練習で走る量が決まる。全員が落ち込む中、「何のためか考えて走ろう」と励ました。ある時は同じく皆を引っ張る立場の武富舜選手(18)と、2人で泣きながら走った。チームをまとめられない自責の念からだった。嫌われるのも覚悟の上で主力に注意点を言い続けた。そんな姿勢が徐々に受け入れられた。

 夏に向けて一体感が出てきた感触はあった。だから余計に敗戦が信じられない。「自分たちは1回も甲子園に行けずに終わった」。最後に全国に行ったのは入学直前の春。埼玉一の常勝軍団にあって主将の責任を感じるのも無理はない。今後のことはまだ考えられない。3年生は引退すると、下級生の練習を手伝うのが決まり。翌日からは甲子園への思いを後輩に託す側に回る。

 試合後、県営大宮球場の外では応援団や保護者らがねぎらいの言葉を掛けようと待っていた。そんな人たちを見てただ一人、頭を下げて精いっぱいの気持ちを口にした。「ありがとうございました」

赤一色 熱気最後まで

 4年ぶりに決勝に進出した浦和学院のスタンドには、生徒会を中心に結成された応援団「FIRE REDS」のほか保護者や生徒、教職員約1500人が応援に駆け付け、おそろいの赤色Tシャツでスタンドを染めた。

 五回、押し出しなどで4点を与えると、スタンドからは「頑張れ」「踏ん張れ」奮起を促す声が上がり、ストライクを取る度にメガホンをたたく音が鳴り響いた。生徒会副会長の3年新井奈々子さんは「応援を届けることで選手の士気を高めたい」と力を振り絞って応援団を率いた。

 六回裏、佐野涼弥投手が右越え本塁打を放つとスタンドの熱気は最高潮になった。しかし、9回裏の攻撃で打者が三者凡退に倒れると、応援団は落胆した様子で立ち尽くした。

 「頑張る仲間をみんなで応援」というスローガンの下、声援を送り続けた応援団からは、最後まで全力で戦った選手たちに温かい拍手が送られた。

 石原正規校長(58)は「最後まで諦めずやってくれた」と健闘をたたえ、父母会長の赤岩重信さん(49)は「ここまでよく頑張ってくれた。お疲れさまと言ってあげたい」と全力プレーを見せた選手たちをねぎらった。

(埼玉新聞)

渡邉投手、直球勝負で奪三振「来年は甲子園」

 「絶対に打たれない」

 両チーム無得点で迎えた五回表、無死満塁のピンチ。強打を誇る花咲徳栄打線の4番を迎えても、浦和学院の先発、渡邉勇太朗投手(2年)は強気だった。

 初球は外角スライダーでストライク。ファウル2球とボールが二つ続いてカウント2-2となると、肩を上下しながら深呼吸し、打者をじっと見つめた。「力んだらだめ。落ち着いて」。7球目、外角への際どい140キロを見送られてフルカウントに。しかし、最後はひざ元へ投げ込んだ渾身の速球でバットを誘い出し、空振り三振に切って取った。

 「よっしゃ!」

 188センチの長身から投げ下ろす角度ある直球と、スライダーやスプリットなどの変化球を使いこなす右腕。この日は一回2死満塁を外角の直球で打ち取り、二回2死二、三塁もフルカウントからの内角低めのスライダーで三振に仕留めるなど要所を締めてきた。

 「ピンチほど気持ちが高ぶって、球威が出て勝負できる」。だからこそ、五回に三振を奪ってもなお1死満塁の場面でも「自分で投げたかった」という思いは強かったが、マウンドを救援の3年生に譲った。しかし、継投した投手が乱れてこの回4失点。あと一歩のところで、甲子園の土は踏めなかった。

 秋と春の県大会決勝では勝った相手に敗れて終わった夏。試合後、渡邉君は「夏に勝たないと意味がない」とうつむいたが、悔し涙は流さなかった。「今からまず基礎体力作り。直球の球威をさらに高めて、スタミナも、制球も」。課題ばかり口をついた。最上級生として迎える来夏は第100回記念大会。「決勝に帰ってくる。次は甲子園に行く」。そう言い残し、足早に球場を後にした。

一振りチーム鼓舞 場外2ランの佐野選手

 浦和学院の佐野涼弥選手(2年)の一振りがチームを奮い立たせた。5点を追う六回裏2死一塁。打席に立った佐野君は「このまま終われない。俺が何とかしてやる」。2球目、内角高めの直球を振り抜いた。右翼へ鋭く伸びていく打球を「入るか」と目で追ったが、打球は右翼席を飛び越え場外へ消えた。2点本塁打。ベンチに戻り、仲間とハイタッチを交わした。

 前の回、1死満塁2ボールの場面で救援し、四死球と内野ゴロで被安打0ながら3点を失った。六回には暴投で更に1点を与えたが、名誉挽回の特大アーチ。「後は仲間が何とかしてくれる。俺がゼロで抑えればいいんだ」と、この後は被安打1、無失点に抑え、味方の反撃を待ったが、更に点差を詰めることはできなかった。

 今夏6試合で救援登板し、準決勝まで無失点。終盤までもつれる試合を勝ち抜く原動力となったが、最後の試合での初失点が勝敗を分けた。佐野君は「追い込まれても修正できる力があれば」と悔しさをかみ殺した。

全試合で継投 投手陣支える 秋山捕手

 浦和学院の捕手、秋山拓海選手(3年)は五回の4失点を悔やんだ。先頭打者を振り逃げで出塁させたが、まだ慌ててはいなかった。だが次打者の右越え二塁打で「動揺した」。

 ここまで全試合を継投で勝ち上がってきた浦和学院投手陣。決勝もこれまで通り継投で乗り切ろうと、試合前に投手陣と確認していたが、救援の2投手が連続3四死球の押し出し。3人目の佐野涼弥投手(2年)の決め球であるスライダーも見極められ、フォークなど別の球種が「頭から消えた」。直球に配球が偏り、ペースを失った。

 「技術は互角。気持ちが負けていたのか。自分の配球ミスだったのか」。継投策を支えてきた秋山君は最後まで投手陣をかばった。

後輩の成長 うれしくて 浦学スタンド

 浦和学院の応援席では、2年前に卒業した大熊左京さん(20)が、野球部のOB仲間10人と応援に駆けつけた。現役当時、応援団長として仲間に声援を送った大熊さんは、今年の応援席を見渡して「チームと全体で一つになれている」。

 大熊さんが3年生の時に1年生だったのが今の3年生。中でも仲が良かったという本田渉選手は、二回裏に二塁打を放つなどして奮闘。「昔と比べ、動ける野手になった」と喜んだ。自分が3年生の時に届かなかった決勝の舞台に立つ後輩たちを「人間として一回り大きくなったと思う」と笑顔で話した。

(朝日新聞埼玉版)

山本晃大選手、死球にも弱音吐かず 夢は後輩へ

 0-5で迎えた六回2死、危機的な状況の中、「ここまで頑張ってくれた佐野を助けたい」と左前安打を放ち、その佐野の本塁打で生還。喜ぶ右腕にはテーピングが見られた。

 さいたま市出身。中学3年時に浦和学院が夏の甲子園出場を逃したのを見て「浦和学院で活躍して甲子園に行きたい」と全国から実力者が集う浦和学院へ入学。一番つらかったのは昨夏の県大会敗退というが「先輩たちの思いも連れて行く」と思いが強まった。

 準決勝では犠打でサヨナラ勝ちを演出。しかし、この試合で死球を受け右腕を打撲。影響を懸念した森監督が打順を下げるほどだったが、本人は「全然問題ない」と弱音を吐かなかった。

 夢破れたが「ここまで浦和学院で野球ができてよかった。後は1、2年生をサポートしたい」と後輩に甲子園への思いを託した。

(産経新聞埼玉版)

大切なものを学べた 家盛陽介内野手

 名門で1年秋からレギュラーを張り、実力でチームをけん引してきた。今大会は結果が出ていなかったが「決勝こそは打つ」と強い気持ちで臨み、3番打者として2度出塁した。だが得点にはつながらず「自分の力不足。もっとできた」と悔しがった。

 浦和学院の入学直前の2015年春にセンバツ4強。入学後の目標は「全国制覇」だった。主軸を務める現チームでは「自分が引っ張らなくてはいけない」と決意。プレーはもちろん、ベンチでも味方に声を掛け続けた。

 昨秋は県大会優勝、今春も関東大会を制し、「自分たちの勝負強さを発揮できれば勝てる」と自信を深めていた。だが、初めて戦う夏の決勝の雰囲気にのまれた。「最後の夏は何としてもという思いでやってきた。だけどかなわなかった…」。試合後には涙があふれた。

 聖地には一度も届かなかった。だが「人への気配りとか、野球の技術よりも大切なものを学べた」と感謝した。「後輩たちには甲子園で活躍してもらいたい」と夢を託した。

(毎日新聞埼玉版)

気持ち強く「来夏こそ」 2年・佐野涼弥投手

 大事な場面で押し出しの四死球―。準決勝まで、見事なリリーフ登板を披露してきた雄姿は、決勝のマウンドで見ることはできなかった。

 託された場面は五回。1点を先制され、なおも一死満塁のピンチだった。「生命線」のスライダーを投げ込む。だが、相手打者は冷静に見極めて「振ってくれない」。

 心の揺れが球筋を乱す。「縮こまり上体が突っ込んで、ショートバウンドばかりに」。連続押し出しで2点を献上。内野ゴロの間にもう1点を追加された。

 ベンチに戻り、下を向くことなく「甲子園に行くぞ」と仲間と声を張り上げる。だが、役目を果たせなかった悔しさが残っていた。六回、回ってきた打席でそれをぶつけると、打球は右翼場外へ消えた。反撃の2ラン。「練習試合を含めて初の本塁打」が自軍ベンチを盛り上げる。しかし、味方打線が後に続くことはなかった。

 練習を見学して、礼儀作法など野球以外も重視する点に共感して、栃木県から浦和学院に進んだ。課題はスタミナ。今春、毎日計20キロのランニングと腹筋最低1000回を自分に課し、1日3キロの白米を平らげるようにしてきた。準決勝まではそれが結果につながったが、あと一歩届かなかった。

 悔し涙を流さないのは、早くも来夏を見据えたから。「次は気持ちを強く。追い込まれた場面で自分が出て、(チームの流れを)修正できるところまでレベルアップしたい」。

(東京新聞埼玉版)

 試合結果
 決勝 7月27日(県営大宮)
TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
花咲徳栄 0 0 0 0 4 1 0 0 0 5 5 0
浦和学院 0 0 0 0 0 2 0 0 0 2 8 0
【浦】 渡邉、桑野、佐野-秋山
【花】 網脇、清水-須永
佐野(浦)
本田、佐野(浦)千丸(花)
 浦和学院打撃成績
位置 選手名 打数 安打 打点
矢野 3 1 0
杉山 3 0 0
家盛 3 1 0
蛭間 4 0 0
秋山 4 0 0
本田 4 1 0
山本 4 1 0
渡邉 1 1 0
1 桑野 0 0 0
1 佐野 3 2 2
森川 4 1 0
33 8 2
 花咲徳栄打撃成績
位置 選手名 打数 安打 打点
太刀岡 4 1 0
千丸 3 1 0
西川 2 0 0
野村 5 0 0
須永 3 1 1
高井 2 0 1
小川 3 2 1
網脇 1 0 1
H 赤間 0 0 0
1 清水 1 0 0
岩瀬 3 0 0
27 5 4
 投手成績
TEAM 選手名 被安打 奪三振 四死球 失点 自責点
浦和学院 渡邉 4 1/3 4 3 4 3 3
桑野 0/3 0 0 1 1 1
佐野 4 2/3 1 3 6 1 1
花咲徳栄 網脇 6 8 0 2 2 2
清水 3 0 5 0 0 0
TEAM 三振 四死球 犠打 盗塁 失策 併殺 残塁
浦和学院 5 2 1 0 0 0 7
花咲徳栄 6 11 6 1 0 1 12

 花咲徳栄が浦和学院投手陣の乱調に付け込んで加点し、危なげなく快勝した。

 花咲徳栄は五回、千丸の二塁打などでつくった1死満塁の好機に、須永が押し出し四球を選んで先制。続く高井は死球、小川も四球で3連続押し出しとした。さらに綱脇の遊ゴロの間に4点目を加えた。六回には2死二、三塁から相手の暴投で1点を挙げた。先発綱脇は6回2失点と好投。8安打を浴び、四回以外は走者を出したが、打たせて取る投球で要所を締めた。七回から継投の清水は5三振を奪うなど9人を完璧に抑えた。

 浦和学院は渡辺、桑野、佐野の3投手が計11四死球と崩れた。五回には送球の乱れで先頭を出し、満塁で内野の連係が悪くて併殺を取れないなど記録に残らないミスもあった。継投のタイミングも後手に回った。攻撃では相手を上回る8安打を放ったものの、五回無死満塁で無得点に終わるなど、六回に佐野の2ランで挙げた2点にとどまった。

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