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浦学、聖地の感触を確認 きょう抽選会

 第100回全国高校野球選手権大会(5日から17日間・甲子園)の組み合わせ抽選会が2日、大阪市のフェスティバルホールで、史上最多の56代表校が参加して行われる。

 1~3回戦の組み合わせを決定。準々決勝、準決勝の組み合わせ抽選は、進出チームの主将が各試合直後にくじを引く。昨夏覇者で史上7校目の2連覇を狙う花咲徳栄(北埼玉)や史上初となる2度目の春夏連覇に挑戦する大阪桐蔭(北大阪)などの対戦カードに注目が集まる。

 聖光学院(福島)は戦後最長を更新する12年連続、東海大熊本星翔は35年ぶりの出場。春夏通じて初出場は白山(三重)折尾愛真(北福岡)沖学園(南福岡)の3校。

 早期決着を促したタイブレークは、夏の甲子園大会でも採用される。

(埼玉新聞)

聖地の感触を確認 代表2校、甲子園見学

投球や捕球の練習をする浦和学院の選手たち=8月1日午前、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場

 第100回全国高校野球選手権記念大会の開幕を前に1日、南埼玉代表の浦和学院と、北埼玉代表の花咲徳栄の選手らが兵庫県西宮市の阪神甲子園球場を見学した。

 朝、この日一番にグラウンドに立ったのは浦和学院。塁を回り、試合を想定してバットを振って地面の感触や会場の空気を味わった。坪井壮地選手(3年)は「野球を始めた頃から目標にしてきた場所。とにかくすごくて言葉にならない」と目を輝かせた。後藤陸人選手(2年)は「球場は広く、ベースは軟らかかった。この場所で1本打ちたいという思いが強まった」と気持ちを高めた。

 花咲徳栄の選手も、投球や打撃、走塁の動きを確認。エース野村佑希選手(3年)は「昨年来ていても、マウンドに立つのは初めて。投手として責任も大きく、しっかりやらないと」と気を引き締めた。捕手の田谷野拳世選手(3年)は「土が軟らかかった。県営大宮球場よりマウンドとの距離が近く感じる」と語った。その後、近くの「素盞嗚(すさのお)神社」を参拝。杉本直希主将(3年)は、絵馬に「二年連続日本一」と書いた。

(朝日新聞埼玉版)

意気込み新たに 浦学、徳栄が甲子園見学

 5日開幕の夏の甲子園に出場する浦和学院(南埼玉)と花咲徳栄(北埼玉)の選手らが1日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場でグラウンドやダッグアウトを見学した。それぞれ約15分間、マウンドや芝生の感触を確認するなどして球場の雰囲気を味わった。

 今大会は、地方大会と本大会の間隔が短く、記念大会で出場校が多いためボールを使った恒例の練習はなく、代わりに見学が行われた。

 両校はそれぞれ、フェンス際でジャンプして捕球する動作をしたり、送球の動作を繰り返すイメージトレーニングをしたりしたほか、打席に入った素振りや、走塁練習をして汗を流した。

 浦和学院の蛭間拓哉主将(3年)は「わくわくしている。一日でも早く試合をやりたい。甲子園は想像以上に迫力がある」と胸を躍らせ、「この日のために練習してきた。全国制覇したい」と意気込みを語った。

 史上7校目の連覇を目指す花咲徳栄の杉本直希主将(同)は「昨年はスタンドから応援していたが、グラウンドから見る景色は全然違った。外野からホームまでの距離も遠く感じた。早く対応し、先手必勝で連覇したい」と力を込めた。

(毎日新聞埼玉版)

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