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西武・渡邉勇太朗投手が入寮 期待の逸材”出世部屋”

 埼玉西武のドラフト1位の松本航投手(日体大)、同2位の渡邉勇太朗投手(浦和学院高)ら新人選手が7日、所沢市の若獅子寮に入寮した。メットライフドームを中心に大規模な改修工事を行っている最中で、今年6月には新しい若獅子寮が完成する予定。歴史ある現在の寮に入る最後の若獅子たちが、プロ生活をスタートさせた。

期待の逸材”出世部屋” 若獅子プロ生活スタート

若獅子寮の部屋から顔を出す埼玉西武ドラフト2位の渡邉勇太朗=7日午後、所沢市

 埼玉西武にドラフト2位で入団した渡邉は「この地に立って、一層身が引き締まる思い」と、若獅子寮の玄関前で気持ちを新たにした。

 メットライフドームには観戦に訪れたことがあったが、西武第二球場や寮を見るのは初めてで、「どんな施設か楽しみにしてきた」と言う。寮の第一印象を聞かれると、「古いとは聞いていたが、思った以上に古かった」と笑いを誘った。

 寮に持ち込んだ抱き枕は、中学時代にクレーンゲームの景品で手に入れた「すみっコぐらし」の縫いぐるみ。「かわいいから」と愛用し続け、今年で6年目になるという。「抱きついていないと眠れない」と照れ笑いする。そのあどけなさが残る笑顔で、ファンの心をわしづかみにしそうだ。

 ファン受けしそうな容姿に加えて、将来性もある。期待の高さを示すのが、松坂大輔や菊池雄星らが新人時代を過ごした“出世部屋”を与えられたことだ。「歴代の活躍された選手たちが使っていた部屋を使わせていただけるなんて、ありがたい」と喜んだ。

 松坂が高卒1年目でデビュー戦を勝利で飾った当時は、まだ生まれていないが「衝撃的なデビューだったと聞いている。自分は1年目とは言わないが、それくらいのデビューを飾りたい」と意気込む。日本を代表する投手が育ったこの場所から先輩たちの背中を追う。

(埼玉新聞)

渡邉が入寮 老朽化の寮に「思っていた以上に結構古かった」

 西武のドラフト2位・渡邉勇太朗投手(18)=浦和学院高=が7日、所沢市の若獅子寮に入寮した。これまで清原、松坂、菊池らが使ってきた「出世部屋」へ入ることも決定。「歴代活躍された方が使ってきた部屋なので、自分も入れさせてもらうので、ありがたみを感じながら、日々成長出来たらなと思います」と決意を新たにした。

 若獅子寮は築38年となり、年内にも新たな寮が完成する見込みで、最後の入寮となることが濃厚。以前から老朽化は心配されており、この日初めて寮に足を踏み入れた渡邉も「結構古いと聞いていたけど、思っていた以上に結構古かったです」と苦笑い。浦和から同じ埼玉県内の所沢に引っ越し「けっこう山がたくさんありましたね。色んな面でけっこう想像以上でした」と報道陣を笑わせた。

 とはいえ昨夏の甲子園で活躍し、身長190センチから繰り出される力強い直球が武器の右腕。将来のエース候補でもあり「施設は気にせず野球に集中して、グラウンドが近いので、野球に集中して出来るのでいいと思います。練習するかしないかは自分次第なので、環境に左右されず自分のやるべきことをしっかりやっていきたいです」と気を引き締め直していた。

(スポーツ報知)

清原、松坂も!西武2位渡邉が出世部屋「引き締まる」

ネックピローと抱き枕を持参し入寮した西武ドラフト2位の渡辺雄太朗

 西武ドラフト2位、渡辺勇太朗投手(18=浦和学院)が「出世部屋」から怪物級のデビューを目指す。7日、埼玉・所沢の若獅子寮に入寮。清原和博、松坂大輔、菊池雄星ら歴代の名選手たちが使用した部屋を割り当てられ、「身が引き締まる思い。ありがたみを感じながら、日々成長できたらと思います」と話した。

 190センチの本格派右腕が、体同様、大きな志を口にした。1年目から大活躍した松坂に話題が及ぶと、「衝撃的なデビューを飾られたようなので、今年になるか分かりませんが、自分もそれくらいのインパクトを与えられるピッチャーになりたいです」。近年でも14年1位の高橋光、16年1位の今井ら、期待の高卒新人投手が過ごした部屋から、大きく飛躍する決意だ。

 現在の寮は6月に取り壊され、新築されることが決まっている。施設に関しては「古いと聞いてましたが、思った以上に古いですね。入った瞬間、笑っちゃいました」と正直に話し、球団関係者らの笑いを誘った渡辺だが、「最後の出世部屋入居者」となることには「そこは重要ですね」とキッパリ。球団の期待に恥じない活躍を目指す。

(日刊スポーツ)

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