第85回センバツ:選手見守る細田コーチ、指導は特性見極め

 第85回記念選抜高校野球大会に出場する浦和学院の選手たちに温かいまなざしを注ぐベテランコーチがいる。かつて県内屈指の強豪校として知られた県立上尾高校野球部のコーチを16年、監督を4年務めた細田幸夫さん(68)だ。上尾の投手だった森士(おさむ)・浦学監督が在籍時は、ヘッドコーチ。その縁で、3年前から浦学野球部を週1回のペースで指導している。

 「いい目つきになったな」。ノックを受ける選手たちに、細田さんが声を掛ける。「技術的に向上すると自信がついて目が生き生きしてくる。充実しているのが目でわかるんです」と言う。

 細田さんによると「指導者にとって大事なのは、その子の特性を見極めること」だ。浦学のコーチ陣にも選手の性格に応じて、その選手がどういう状態の時にどんな指導をすべきかをアドバイスすることもある。「マイナス面を指摘するよりも良いところを伸ばして、それができたら足りないところをフォローする」のが指導方針だ。

 「高校野球は、成長していくための『原点』。きちんとあいさつができて、感謝の気持ちを忘れない。グラウンドの外での行動がきちんとできなければ野球もできない」

 野球を通していろいろなことを学び、甲子園で思い切りプレーしてほしいと願っている。

(毎日新聞埼玉版)




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