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浦和学院・森監督「ライバル意識を」新旧エース指名

 浦和学院・森士(おさむ)監督(54)は“新旧エース”の指名を喜んだ。

 渡邉勇太朗投手(3年)が西武から2位指名を受け、あいさつしている最中に同校OBの早大・小島和哉投手(4年=浦和学院)がロッテから3位指名を受けた。

 不思議な縁がある2人だ。13年春、エース小島(当時2年)を擁しセンバツ優勝を果たした。春夏連覇を期待されて迎えた夏、1回戦で仙台育英にサヨナラ負けを喫して連覇を逃した。5年の月日が流れ、今夏2回戦で同一カードが実現。エース渡邉ら4投手の継投で完封勝ち。新エースが旧エースのリベンジを果たしていた。

 その2人が同時に指名を受け、森監督は「リベンジを果たした渡邉、悔しい思いをした小島。2人そろって、夢であったプロの世界に飛び込んでいけるというスタートラインに立てるのを見させていただいて、非常に感謝する次第でございます。2人がどのようなチャレンジして頑張ってくれるかを高校の現場から見届けたい。お互いライバル意識を持って頑張ってほしい」とエールを送った。

(日刊スポーツ)

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