ベスト4懸け、きょう準々決勝 秋季県高校野球

 8強が決まった秋季県高校野球大会は29日、県営大宮、市営大宮球場で準々決勝を行い、ベスト4が決定する。顔触れを見ると浦和学院、花咲徳栄、春日部共栄、聖望学園のシード勢をはじめ、初の8強に進出した本庄東など今夏に続き史上初めて私立校がベスト8を独占。準々決勝の見どころを対戦カードごとに探った。

◇浦学打線に挑む網倉 浦和学院vs本庄東

 浦和学院の強力打線に初の8強で勢いに乗る本庄東の左腕網倉が挑む。

 浦和学院は、地区大会から4試合で2本塁打の3番佐藤が中心。前後を打つ竹村、林崎の左の1、2番はしぶとく、笹川、明石の中軸も長打力がある。下位にも強打者がそろい、1イニングで試合を決める破壊力がある。

 網倉はさほど球威がない分、緩急をうまく使い、フルスイングさせないこと。点を取られても辛抱強く最少失点でしのぎ、攻撃では長打力のある高橋、中林の3、4番の前に走者をためたい。

◇勢い生かせるかが鍵 花咲徳栄vs埼玉栄

 埼玉栄は3回戦で、延長十一回にサヨナラ勝ちし波に乗る。立ち上がりに不安がある花咲徳栄のエース上田に対し、勢いそのままに序盤の好機を生かせるかが鍵となりそう。2回戦4安打の3番神山や3回戦でサヨナラ安打を放った4番坂本など、徐々に打線がかみ合ってきた。

 花咲徳栄打線は松山戦で5安打の5番関口ら左打者5人は好調だが、左投手をやや打ちあぐねている印象がある。序盤で確実に得点を重ね、エースの左腕本間から右の板橋や芝崎への継投で逃げ切りたい。

◇狭山ヶ丘打線が聖望投手陣崩せるか 狭山ヶ丘vs聖望学園

 今夏に続き8強に進出した狭山ヶ丘打線が、聖望学園の投手陣をどう切り崩すか。

 狭山ヶ丘は2試合で28安打と打線が活発。相手によって組み替えはあるが、3回戦で3安打の1番多賀、夏もレギュラーだった4番小湊の両左打者を軸に、石川は2番ながら長打力を秘める。下位も好調で抜け目がない。

 聖望学園は2試合とも左の小林佑、右横の川畑のリレーで2失点。8回を無失点中の1年生川畑は直球には切れがあり、変化球は鋭い。的を絞って、中堅中心にはじき返したい。

◇1点を争う投手戦必至 昌平vs春日部共栄

 春日部共栄の多彩な投手陣と昌平の左腕広橋の投手戦は必至だ。東部地区新人大会では昌平が4-3でサヨナラ勝ちしていて、今回も1点を争う展開となりそう。

 昌平の広橋は、直球とスライダーの制球が抜群で、27回1失点。走者を背負ってから本領を発揮できる精神力もある。打線は3試合で7得点だけに、早い回に先制点を奪ってエースを援護したい。

 春日部共栄は右上の青木が先発する可能性が高いが、控える左の西沢、二塁を守る右横の伊川とタイプの違う投手も高レベル。

(埼玉新聞)



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