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浦和学院・津田選手、攻守に期待 代表のキーマン 野球U18W杯

◇「内野ならどこでもOK」

 28日に大阪で開幕する野球の第27回U18(18歳以下)ワールドカップに参加する高校日本代表に、県内で唯一、浦和学院の津田翔希選手(3年)が選ばれ、大会へ向けた練習に励んでいる。高い守備力で、代表の西谷浩一監督(45)から「このチームのキーマンになる」と期待されている。

24日の練習試合では三塁手として安定した守備を見せた津田選手=奈良県生駒市の近大グラウンド

24日の練習試合では三塁手として安定した守備を見せた津田選手=奈良県生駒市の近大グラウンド

 「抜群にうまいね」。西谷監督ら首脳陣や報道陣から声が上がったのは、22日の代表初練習でのこと。遊撃手としてノックを受ける津田選手の動きを見た感想だった。西谷監督は「全員がうまい中に入っても、一番うまい」とうなずいた。

 その評価は、日に日に高まっている。翌日のシート打撃は2打数2安打1四球。本職は遊撃手だが、二塁手、三塁手などもできる上、今春の選抜大会で4強入りした浦和学院で3番を任されていた打力も光る。

 「選ばれてびっくり」と津田選手本人は驚く。選抜大会後に発表された日本代表の第1次候補に入ったが、夏の埼玉大会は準決勝で白岡に敗れ、甲子園に出場できなかったからだ。

 選出の決め手となったのは、内野の全ポジションを守れる「器用さ」と右打者ということ。代表に入った6人の内野手のうち右打ちは津田選手だけで、打線を組む上でポイントになる。さらに津田選手が様々なポジションに動くことで、他の好調な選手を起用できる。24日にあった近畿大との練習試合では三塁手で途中出場し、慣れないポジションでも難なくこなした。

 大会では木製バットを使うため、長打はなかなか出ない。だからこそ、津田選手のように守れ、走れる選手が重宝される。日本の初優勝に向け、津田選手は「守備、走塁、バントなど、しっかりと役割を果たして世界一に貢献したい。内野ならどこでもいきます!」と力強く言った。

 浦和学院の森士監督は「普段はおとなしいが、プレーが堅実で勝負強い」と能力を高く評価する。甲子園出場を逃し、全国ではその能力を披露できなかった。森監督は「悔しかったと思うが、代表に選ばれ野球が楽しくてしょうがないのではないか。練習でも木製バットを使っているので、国際大会にも対応できるだろう」と活躍に期待を寄せた。

(朝日新聞埼玉版)

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