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ロッテ・小島和哉投手、プロ初勝利 6回4安打1失点好投

 ロッテは1回、荻野、鈴木の1発で3点を先行。2回には荻野が2打席連発。日本ハム先発の吉田輝を3回途中でKOした。日本ハム吉田輝は、3回途中を5安打6失点で降板。ロッテ先発小島は1回無死一、二塁のピンチを脱し、6回まで1失点と好投。

 ロッテは7回、マーティンの7号ソロで加点。日本ハムは7回、大田の15号ソロで反撃も及ばず。ロッテ小島がプロ初勝利。吉田輝は2敗目。

ロッテ・小島、全試合見守った両親に「勝ったよー!」

キウイとウイニンングボールを手に「オジマだよTシャツ」を披露する小島

 ロッテのドラフト3位ルーキー・小島がプロ5試合目の登板で待望の初白星を手にした。0勝3敗で迎えたこの日、日本ハム打線を料理し6回4安打1失点。6奪三振の好投で昨夏の甲子園準優勝右腕・日本ハム吉田輝との勝負に、浦和学院2年生エースとして13年センバツ優勝を導いた左腕が投げ勝った。

 「結構長い時間かかったんですけど、勝つことができてよかったです」と充実した表情をお立ち台で見せた。デビュー戦となった4月4日の西武戦では、2回8失点と打ち込まれて2軍降格。それでも7月に1軍に再昇格を果たし、今月3日の楽天戦では初白星こそならなかったものの、6回5安打6奪三振無失点と好投を見せていた。

 10日ぶりのマウンドに「前回のミス、反省を、必ずこの試合で生かすといいますか、次につながる投球を心掛けた」と話すように、5回まで2安打無失点。6回2死一、二塁、7番清水に適時打を打たれ1失点したが、114球を投じ待望のプロ初勝利を挙げた。だが、「少しフォアボールが多くなってしまって、流れも悪かったので、そこは次の反省点だと思います」と4四球を後悔。早大出身の左腕は喜びよりも先に反省点を口にした。

 良かった点を問われると「数えるくらいしかないと思いますけど、次の試合に生かしていきたいです」とまたも謙虚。序盤に大量の援護をもらい「初回から点をとっていただいたので、投げやすい状況をつくってもらえてよかったです」と打線に感謝した。

 ようやく手にしたウイニングボールは「ここまで全試合、見に来てくれた両親に渡したいと思います」と話し、スタンドで見守った両親に向け「勝ったよー!」と声を張り上げた。

 チームも2連勝で借金1とし、4位タイに浮上。「チームも流れが、勢いよく勝てているので、新人らしく、勢いづけるようなピッチングができるように頑張ります」と最後までルーキーらしい謙虚な笑顔で今後の活躍を誓った。

(スポニチ)

ロッテ3位小島「勝ったよー」観戦の両親に叫んだ

 ロッテのドラフト3位小島和哉投手(23)が、プロ5度目の先発となった日本ハム戦で初勝利を挙げた。打者から球の出どころが見えづらいフォームからキレのある直球、変化球をコーナーに決め、6回4安打1失点、6三振4四球と好投。昨夏の甲子園準優勝投手の吉田輝を相手に、浦和学院2年時の13年センバツで全国制覇を達成した左腕が、貫禄を見せつけた。

 お立ち台で小島が叫んだ。「勝ったよー!」。観戦に訪れていた両親へ、心からの感謝の叫びだった。

 「ウイニングボール?ここまで全試合を見に来てくれていた両親に渡したいです。近いところ(東京ドーム)で勝てて良かった」。ホッとした表情で話した。

 立ち上がりをしのいで波に乗った。初回、2四球と大田の安打で2死満塁のピンチ。ここで6番王柏融に対し、持ち前の制球力で外角ギリギリを突いた。カウント2-1から、133キロカットボールでバットの芯を外し遊飛に打ち取った。

 テークバックが体の真後ろに来るため、打者から球の出どころが見にくい。だから140キロ前後の直球が数字以上に速く見える。「スピードはないんですけど、自分の中では真っすぐがメイン。チェンジアップやスライダーも、その真っすぐを生かすためのもの」。2回以降、6回に失点するまで危なげない投球。特に西川、近藤、清宮、王柏融と並んだ左打者には1本も安打を許さなかった。

 この日も観戦に訪れた父浩行さんは野球未経験者。だが小島が小学2年に野球を始めて以来、ほとんどの試合に応援に駆けつけ、アドバイスを送る。「父も母も野球をやったことはないけど『この間の試合とここが違うね』と感じたことを言ってくれる。そういうぼそっとした一言で気づくこともあるんです」。だからこそ、お立ち台から真っ先に感謝の言葉を伝えた。

 「ここ最近投げ出したぐらいなので。チームを勝たせるとまで言えるピッチャーじゃないですけど、しっかり長いイニングを投げられるようになりたい」。これからも両親の目の前でイキの良い投球を披露する。

小島和哉(おじま・かずや)

1996年(平8)7月7日生まれ。埼玉県出身。浦和学院では甲子園に3度出場し、13年センバツではチームを初優勝に導いた。早大では2年秋に最優秀防御率に輝くなど、リーグ戦通算22勝。18年は大学日本代表にも選出され、同年ドラフト3位でロッテ入団。今年4月4日西武戦でプロ初登板。今季推定年俸1000万円。177センチ、81キロ。左投げ左打ち。

(日刊スポーツ)

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