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マウスガード着け、安心してプレーを 浦学で導入テスト

【写真】マウスガードの型を取る歯科医師らと選手=さいたま市緑区の浦和学院高校で2022年2月10日

 高校野球でのマウスガード導入に向け、日本高野連と日本学校歯科医会が共同でテストを行っている。モデル校の一つとしてセンバツ出場を控えた浦和学院(さいたま市緑区)が選ばれた。使用した選手らは「安心してバットが振れるようになった」と効果を実感する。

 日本高野連は競技中の事故を防ぐためにマウスガードの着用を推奨。2017年度から4年間、同校を含む県内2校でテストをした。同校は今回も対象となり、他に花巻東(岩手)、大阪桐蔭(大阪)、新田(愛媛)の3校で実施される。

 選手は専門家の安全指導を受けた後、自ら市販のマウスガードを作成し、約1カ月間使用。2月には歯科医師らが学校で各選手のマウスガードの型を取り、同月下旬には完成したマウスガードを手にするという。

 使用した選手は、実際の練習で変化を感じている。小林聖周外野手(1年)は「バッティングをしてもインパクトで力を入れやすくなった」と話す。中学時代、練習で守備についていた時に打球が当たり、けがをした経験がある。「今でも守っていると当たるんじゃないかと不安になるが、(マウスガードを)着けると安心感がある」と言う。

 指導にあたる日本安全教育学会の戸田芳雄理事長によると、学校の管理下における事故の大半が部活動中に起きた。障害が残るような重傷事故の約8割が、歯もしくは目に関する負傷だった。中でも野球部は他の部活動と比べて事故は多いという。「マウスガードの着用で、安心してバットを振れるようになったと話す生徒が多い。事故を無くして子どもたちが最大の力を発揮できるようにしたい」と話す。

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