【写真】上田清司知事(中央)を表敬訪問した浦和学院の(左から)小沢校長、明石主将、笹川副主将、森監督=12日午前、知事室(埼玉新聞)
21日開幕の第84回選抜高校野球大会に2年連続8度目の出場を果たす浦和学院高校のメンバーが12日、上田清司知事を表敬訪問し、晴れ舞台へ向けて決意を述べた。
訪問したのは小沢友紀雄校長、森士監督、明石飛真(ひゅうま)主将、笹川晃平副主将ら。同校は昨秋の関東大会を連覇し、大会では上位進出が期待されている。知事は「勢いを付けて優勝旗をもぎ取ってきてほしい。優勝戦になれば、私も応援に行ける」と激励。さらにコバトン人形を贈り「(優勝して)一緒に胴上げを」と期待した。
明石主将は「甲子園では埼玉県民の声援に応えられるよう一戦必勝の精神で戦っていきます」と決意表明。森監督は取材に「県民の期待に応えるとともに東北の被災地の方々にも勇気と希望を与えられるような戦いをしたい」と気持ちを新たにしていた。
一行は同日、鈴木聖二県議会議長と前島富雄県教育長も表敬訪問した。メンバーは15日に甲子園へ向け出発し同日の組み合わせ抽選会に臨む。
(埼玉新聞)
◇浦学、選抜は「一戦一勝」知事に
第84回選抜高校野球大会に出場する浦和学院高校(さいたま市緑区)の選手らが12日、上田清司知事を表敬し、活躍を誓った。
浦和学院は2年連続8回目の出場で、昨年は1回戦で敗れた。上田知事は「(埼玉の代表校は)甲子園でなかなかトップレベルまでいかない。今回は優勝旗をもぎ取ってきてほしい」と激励。明石飛真(ひゅうま)主将は「全力かつ一戦一勝の精神で戦っていきたい」と抱負を語った。大会は15日に抽選会があり、21日開幕する。
(朝日新聞埼玉版)
◇第84回センバツ高校野球:「一戦必勝の精神で」 浦学選手が知事に決意
春のセンバツに出場する浦和学院野球部の選手らが12日、県庁の上田清司知事を訪れた。明石飛真主将は「県民720万人の応援に応えられるよう全力プレーで一戦必勝の精神で戦いたい」と意気込みを語った。
上田知事は「勝ちに不思議の勝ちあり 負けに不思議の負けなし」の言葉を選手たちに贈り、「負ける時は何かしら理由がある。日ごろの練習の成果を発揮し、優勝旗をもぎ取ってきてもらいたい」と激励した。
表敬後、笹川晃平副主将は「大会に向けしっかり準備し日本一をとる。昨年センバツで初戦敗退した反省を生かし甲子園で最高のパフォーマンスを発揮したい」と語った。
同校野球部では、東日本大震災が発生した11日の午後2時46分は、選手の呼びかけで、グラウンドで黙とうをささげたという。
森士監督は「震災で今も苦しまれている方々に勇気と希望を与えられるような戦い方をできれば」と語った。
青木勇藤県高野連会長、高間薫同理事長、小沢友紀雄校長、富岡慎介野球部長が表敬した。
(毎日新聞埼玉版)