18U世界野球選手権第5日は4日、韓国・ソウルで1次ラウンド最終戦を行い、B組で2次ラウンド進出を決めている日本はチェコに7-0で5回降雨コールド勝ち。4連勝で通算成績を4勝1敗とし、1次ラウンドを終了した。
日本は2回1死満塁から暴投で先制すると、なおも2死一、三塁から北條史也(光星学院)の左前打で1点を追加。3回には4番・大谷翔平(花巻東)からの3連続適時打などで4点を加え、4回にも大谷の中越え適時三塁打で加点した。
先発・岡野祐一郎(聖光学院)は5回を投げ、散発4安打でチェコ打線を零封した。
この日は雨で4試合が中止。5日は未消化の1次ラウンドA組の米国-オーストラリアなど2試合を実施後、各組上位3チームによる2次ラウンドを開始する。日本は米国が勝った場合はコロンビアと、米国が敗れた場合はオーストラリアと対戦する。
(スポニチ)
◇第1ラウンド
チェコ
00000=0
0241x=7
日本
【日】岡野-森
【チ】エルコリ、バニェック
【日本先発メンバー】
1(捕)森
2(二)伊与田
3(三)田村
4(指)大谷
5(左)高橋
6(中)水本
7(右)笹川
8(一)田端
9(遊)北條
先発投手 岡野
◇浦学選手の成績
笹川選手が7番ライトで先発出場し、第1打席は左前安打、第2打席は二ゴロ、この間に三塁走者水本が生還し、貴重な6点目を挙げた。第3打席は死球。今日は2打数1安打1打点としっかり役割を果たした。佐藤はブルペンで登板準備をしていたが、五回途中で降雨コールドとなったため出場機会はなかった。
<1回>
チェコの攻撃。日本先発は岡野。1番を三飛。2番は二ゴロ。3番はスライダーで見逃し三振。3者凡退。岡野、まずまずの立ち上がり。
日本は1番森が左飛。2番伊与田は遊ゴロ。3番田村は三ゴロで3者凡退。
<2回>
チェコは4番が右前安打。5番は空振り三振、6番も空振り三振。3個目。7番の時、一塁走者が二盗を試みたがタッチアウト。森が強肩を披露。
日本は4番大谷が3-1から四球を選び出塁。5番高橋はプッシュ気味の送りバント。これが内野安打となり無死一、二塁。6番水本は送りバントを3球ファウルし三振。1死一、二塁。7番笹川は左前安打で1死満塁。8番田端の初球が暴投になり1点先制。田端は遊ゴロ。三塁走者高橋が本塁タッチアウト。2死一、三塁・9番北條は最初緩いボールにタイミングが合わなかったが左前にクリーンヒット。笹川が生還し2点目。1番森は右前安打。しかし二塁から本塁を狙った田端がタッチアウト。2-0。
<3回>
チェコは7番が空振り三振。8番は左前安打。9番は左飛で2死一塁。1番は遊ゴロ。緩い打球だったが北條がダッシュ良くさばきジャンピングスローで刺す。
日本は2番伊与田が四球。ここでチェコは2番手バニェックが登板。3番田村の時、伊与田が二盗成功。田村は遊ゴロで1死三塁。4番大谷は中前にゴロで抜けるタイムリー。3-0。大谷は暴投とボークで三進。5番高橋は中前適時打を放ち4-0。6番水本の時、高橋が二盗。水本は右越え適時三塁打。5-0。7番笹川は二ゴロ。水本が生還し6-0。8番田端は左前安打で2死一塁。9番北條は三邪飛で攻撃終了。
<4回>
チェコは2番が空振り三振。5個目。3番は中飛。4番は右飛で3者凡退。
日本は1番森、2番伊与田がともに遊ゴロ。3番田村は右前安打で2死一塁。4番大谷は中越え三塁打。7点目を挙げた。5番高橋は遊ゴロで攻撃終了。
<5回>
チェコは5番が中前安打。6番は遊ゴロで1死一塁。7番は右前安打で一、二塁。8番は一邪飛。9番は一ゴロで無得点。
雨が激しくなってきた。
日本は6番水本が左飛。7番笹川は死球。ここで降雨中断。結局降雨コールド勝ちが決まった。
(日刊スポーツ)
◇9月4日の全試合結果
ベネズエラ2-7コロンビア
日本7-0チェコ(5回裏途中降雨コールド)
オランダ-韓国(試合中止)
イタリア-台湾(試合中止)
パナマ-カナダ(雨天順延)→5日10:30~
米国-豪州(雨天順延)→5日10:30~