センバツ二重奏(2)背中で引っ張る主将 山根佑太中堅手

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【写真】積極性と勝負強さでチームをけん引する浦和学院の主将・山根佑太(埼玉新聞)

 気持ちを前面に出し、強烈なキャプテンシーを発揮する―。これが浦和学院の歴代の主将像だ。そういった意味で山根は一味違った感じに映る。

 今年1月に、生涯初の主将に就任した。もともと口数が多い方ではなく、プレーで仲間にメッセージを伝えるタイプ。それは今も変わりはない。

 それでも、「去年までは3年生にくっついていくだけで、助けてもらっていた。けど今は最上級生。中途半端なことでは駄目。自分がやらなきゃいけない。チームの先頭が弱気だと周りも弱気になってしまう。姿に出さないと」。芽生えてきたリーダーとしての自覚が、表情を引き締める。

 勝負強さは天下一品だ。昨春に甲子園デビューを果たすと、10年ぶりの8強進出の立役者となった。0―0の八回に均衡を破る2点打を放った2回戦の三重戦は記憶に新しい。夏は4番打者として、26年ぶりの16強に貢献。昨年1年間で21打数8安打5打点をマークした。

 さらなる飛躍を目指し、大事にするのはイメージ。バッティングケージの中で、甲子園で対戦したい投手名を叫んでから打つ練習をしていた笹川(東洋大進学)ら先輩を見習い、一球一球の軌道を頭に描いてからスイングするように心掛けている。

 迎える3度目の甲子園。重責を担っても「先輩たちの成績を超えたい。初球からどんどん、超積極的にいきます」とあくまで自然体。背中でチームを鼓舞する決意だ。

(埼玉新聞)



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