【写真】6回裏狭山ヶ丘無死、大山は左中間へ安打を放ち、三塁へ滑り込む。三塁手木暮=県営大宮(朝日新聞埼玉版)
(30日・上尾市民ほか)
第4日は3球場で3回戦8試合を行い、8強が決定。古豪・川越工が昨夏準優勝で同秋4強のBシード聖望学園を6-2で下し、1990年以来、23年ぶりのベスト8入りを果たした。
川越工は三回に太田が3ランを放つと、六回には小田原が聖望学園のエース川畑から2ランを右翼席に運んだ。
春日部共栄は2番藤原の4打点の活躍で浦和実に7-0で七回コールド勝ち。市川口は坂戸西の追撃を振り切り7-6、鷲宮は白岡に快勝し7年ぶりの8強進出を決めた。昨年準優勝の埼玉栄は6-3と西武台に逃げ切り勝ちした。
選抜大会優勝の浦和学院は狭山ヶ丘に8-0で七回コールド勝ち。Aシード花咲徳栄は同点の八回に2点を勝ち越し、武南に6-4。Bシード川越東は慶応志木に7-2で快勝した。
第5日は2日、準々決勝4試合を行い、県営大宮で花咲徳栄-市川口、春日部共栄-浦和学院。上尾市民で埼玉栄-川越工、川越東-鷲宮のカードで争う。
(埼玉新聞)
◇浦和学院が準々決勝進出
センバツ優勝の浦和学院が初戦(2回戦)に続き、コールド勝ちで準々決勝進出を決めた。
1回に木暮騎士内野手(3年)の2点適時打などで3点を先制。4回に1点を追加すると6回に4点を奪って試合を決めた。守っては先発の山口瑠偉投手(3年)が6回を3安打無失点に抑える好投で快勝した。
それでも試合後のロッカールームでは森士監督(48)の怒声が響いた。失点こそ許さなかったものの4失策と守備が乱れた。「試合に向かう準備というのか、予習、復習をおろそかにしている。試合が出来る喜びというのは甲子園も県大会も練習試合も同じなはず。まだ全員が(センバツ優勝という)山から降り切っていない。敵は我にあり、です」と気を引き締めていた。
(日刊スポーツ)
■3回戦(4月30日)
浦和学院
3001040=8
0000000=0
狭山ヶ丘
(7回コールド)
【浦】山口、江口-高田
【狭】坂倉、斉藤、西島-平山、堀川
▽三塁打 大山(狭)
▽二塁打 竹村2、木暮(浦)
安打:浦9、狭4
失策:浦4、狭0
▽投手成績
山口 6回、被安打3、4奪三振、与四死球0、失点0
江口 1回、被安打1、1奪三振、与四死球0、失点0
【浦和学院】
⑥ 竹 村4-2-1
④ 贄 3-0-0
⑧ 山 根3-0-0
② 高 田2-0-0
⑤ 木 暮4-3-2
⑨ 斎 藤2-2-3
1 江 口0-0-0
③ 酒 本2-1-1
①9山 口2-0-0
⑦ 服 部3-1-1
(打数-安打-打点)