【写真】10安打を浴びながら日大三を完封した浦和学院・小島(デイリースポーツ)
今春の選抜大会を制した浦和学院(埼玉)が初戦の2回戦に登場し、日大三(東京)を2-0で下した。
風邪をひいているというエース小島和哉は10安打を浴びたが、慌てずに持ち味の内角直球で要所を締めて完封。選抜優勝を経験し「ピンチでも周りが見えるようになった」と成長を口にした。
2年生左腕は「真っすぐで抑えられるのは今だけ」と変化球の精度向上を課題に挙げる。森士監督は「小島は粘り強く投げた。チーム全体としても今は状態が良くない。ゲームの中で工夫しないといけない」と話した。
(スポニチ)
◇センバツV浦和学院が日大三を下す
今春センバツ優勝の浦和学院が、投手戦を制して初戦突破した。エース左腕・小島(おじま)が10安打を浴びながら要所を締めて完封した。
「のどが痛くて痰(たん)も出る」と、体調に不安を抱える中での登板。5度も先頭打者を出しながら「悪いなりにいけた。長打を打たれなければいいと思っていた」との言葉通り、9本は単打でしのいで失点を許さなかった。
打線は4安打ながら、八回に相手の暴投と9番・服部の適時二塁打で2点を先制。ワンチャンスをモノにした。森監督は「今日は小島に尽きる」と、苦しい試合を勝利に導いたエースをたたえた。
(デイリースポーツ)
◇浦学・小島が日大三を完封
今春センバツで優勝した浦和学院(埼玉・推薦)が日大三(東京2位)との接戦を制し、準々決勝に進出した。
先発の左腕、小島和哉投手(2年)が10安打を許し、毎回走者を背負う苦しい展開も、粘り強く投げ続けて完封した。
打線は8回、相手投手の暴投と9番服部将光外野手(3年)の適時二塁打で2点を入れ、少ないチャンスをものにした。
森士監督は小島について「粘り強く放っていた。良くても悪くても自分のピッチングができる。今日は小島に尽きちゃうかな」とたたえていた。
(日刊スポーツ)