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浦学、千葉経大付に連敗 攻守に課題「仕上がり遅い」

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【写真】2回裏浦和学院2死満塁、服部が中前に2点適時打を放つ(埼玉新聞)

 選抜大会優勝校でAシードの浦和学院は7日、同校グラウンドで千葉経大付と大会前最後の練習試合を行い、3-7、3-6で2連敗を喫した。前日完投したエース左腕小島は登板しなかった。

 主力組が出場した第1試合は一回、二つの失策と野選など1安打で3点を失うと、三回には先発山口が2死二、三塁から2点二塁打を浴びた。四回にも1点を失うと、九回には2番手涌本がソロ本塁打で失点した。

 頼みの打線は0-3の二回に2死満塁から服部の中前への2点打、竹村の右前タイムリーで一時は同点に追い付いた。だがその後はつながらず、九回には1死二、三塁を築いたが代打前田、3番山根が凡退した。

 打席での積極性や守備では失策以外にも送球時の判断力など、最終戦を課題の残る内容で締めくくり、「いろいろな面でチーム(の仕上がり)は遅れている」と森監督。

 泣いても笑っても、初戦まであと5日。指揮官は「戦いながらつくっていく。それしかない」と引き締め、主将の山根も「勝つためには何が必要か。気持ちだけは落とさず、前向きに考えてやっていきたい」と必死に視線を上げた。

◇山口、適時打浴び「配球含め反省」

 第1試合に先発した右腕山口は7回を投げ6安打6失点の内容だった。

 一回の3失点は味方の2失策が絡み自責点はゼロ。悔やまれるのが三回の2失点だ。1死二、三塁から投ゴロで2死までこぎつけたものの、次打者の初球の内角直球が甘く入り2点二塁打を浴びた。「配球の面を含め、しっかり反省しないといけない」と唇をかんだ。

 初戦まであと5日。3年生右腕は「きょうは体の開きが早く、球にばらつきがあった。修正してチームを勝たせられる投球をする」と見据えた。

■練習試合

千葉経大付
302100001=7
030000000=3
浦和学院

【千】保戸田、小池-大平、黒田
【浦】山口、涌本-西川、高田

▽本塁打 苅込(千)
▽三塁打 中村(千)
▽二塁打 中村、岸端、苅込(千)竹村(浦)

浦和学院
100200000=3
00006000x=6
千葉経大付

【浦】野村、小倉、江口、岸-西野、田畑
【千】井桁、岡本、山本-吉田、岡野

▽二塁打 伊藤(浦)中島、黒井、岡本(千)

(埼玉新聞)

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