(10日・県営大宮ほか)
東、南部で各組代表決定戦、西、北部で各組の1、2回戦を行い、南部F組代表決定戦では、5季連続甲子園出場を目指す浦和学院が大宮東に3-1で逆転勝ちし、県大会へ駒を進めた。
浦和学院は1点を追う六回に3点を奪った。エース小島は1失点完投。南部はそのほか埼玉栄、蕨、川口、浦和実、慶応志木が勝ち進んだ。
東部は春日部共栄がコールド勝ちしたほか、栄北、八潮南、蓮田松韻、久喜北陽、越ヶ谷が県大会へ進出した。
西部ではI組1回戦で聖望学園が狭山ヶ丘に10-0で五回コールド勝ち。北部は本庄第一がI組1回戦で本庄に10-3で七回コールド勝ちした。
11日は東、南、北部で代表決定戦12試合が行われ、東、南部で代表が出そろう予定。
(埼玉新聞)
■南部F組代表決定戦(9月10日)
大宮東
100000000=1
00000300x=3
浦和学院
【大】中田浩-堀
【浦】小島-大西
▽三塁打 熊倉(浦)
▽二塁打 狩野(大)
【浦学スタメン】
⑥津田
⑨秋山
①小島
③熊倉
⑦酒本
②西野
⑤木村
⑧石森
④土屋
【試合経過】
▽1回表
1死走者なしから連打と失策で先制点を許す。0-1。
▽2回表
連続死球とワイルドピッチで無死二、三塁のピンチも、後続を遊飛、三振、投ゴロに抑える。
▽3回裏
木村、三安。石森送りバントで1死二塁。土屋、一ゴロ。津田、中飛に倒れ無得点。
▽6回裏
土屋、中飛。津田、左安。秋山、右飛。小島の打席の時、津田二盗成功。小島は四球。2死一、二塁。熊倉、2点適時三塁打で逆転。2-1。酒本、適時安打で3-1。西野の打席の時、酒本二盗成功。西野は一ゴロ。
▽9回表
三振、二ゴロ、右飛。三者凡退に抑え試合終了。小島は1、2回こそ苦しんだもののそれ以降は立ち直り、2試合連続二桁奪三振。打線は繋がりを欠き、課題が残った。