障害者と健常者が野球を通じて交流を図ろうと、「ふれあい野球教室」(県障害者スポーツ協会など主催)が24日、さいたま市の県営大宮球場で開かれた。
10~55歳の障害者57人と、今春の高校野球選抜大会で優勝した浦和学院の3年生19人らが、キャッチボールやノックなどで一緒に汗を流し、親睦を深めた。
子どもの頃から高校野球ファンという森寛太さん(19)は「楽しい」と笑顔。春、夏の甲子園に主将として出場した浦和学院の山根佑太君(3年)は「みなさんと野球をして多くのことを学べた。お互い目標に向かって頑張りましょう」と障害者に呼びかけた。
(朝日新聞埼玉版)
◇浦和学院野球部、障害者らと交流
野球を通して障害者と交流する「ふれあい野球教室」(県障害者スポーツ協会など主催)が24日、さいたま市大宮区の県営大宮球場で開かれた。
今春のセンバツで初優勝した浦和学院の3年生19人が先生役を務め、参加者たちはキャッチボールやティーバッティングなどを楽しんだ。
さいたまや秩父市などから障害を持つ57人が参加。今春のセンバツをテレビ観戦した県立川島ひばりが丘特別支援学校の斎藤翔太さん(18)は「コントロー ルや球のスピードが速くてすごい」と優勝メンバーのプレーに感激。浦学の山根佑太前主将(18)は「知らない人とも野球を通してコミュニケーションがとれ る。野球の素晴らしさを改めて感じた」と笑顔で話した。
(毎日新聞埼玉版)
ふれあい野球教室を11月24日(日)埼玉県営大宮公園野球場で、講師として今春の第85回記念選抜高等学校野球大会で全国優勝を果たした浦和学院高等学校野球部をお招きして開催しました。
教室は「ふれあい」「投げる」「捕る」「打つ」「ふれあい」の5部構成で行い、キャッチボールやノックなどで部員と参加者が一緒に野球を楽しみました。
最後の「ふれあい」では、浦和学院高等学校野球部の試合前7分ノックなどのデモンストレーション、参加者から野球部員への質問コーナーを行いました。質問 コーナーでは、参加者からの「難しいと感じるポジションはどこですか」や「練習はどれくらい行うのですか」などの質問に、部員がひとつひとつ丁寧に答えて くれました。
最後には、参加者と部員が全員ハイタッチをし、教室を終了しました。