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早大に浦学・小島が入寮「ゼロからのスタート」

 2013年に春のセンバツに優勝した浦和学院高(埼玉)のエース左腕・小島(おじま)和哉投手(18)が8日、東京・西東京市の早大野球部合宿所で入部ガイダンスを受けた。小島は4人のスポーツ推薦合格者の一人で、早実(東京)などからの合格者と共に高橋広監督(60)からの訓示や説明を受け、申請書類などに書き込み、入部意識を強くした。

 小島はグラウンド近くの学生寮へ7日に入っており、10日から練習に合流する。

 高校時代のブレザーから真新しい学生服姿となった小島は「伝統のあるところで自分を見つめ直して野球をやりたいと思って(早大入学を)選んだ。学生服で新鮮な気持ちで、ゼロからのスタート。一日も早く環境に慣れ、目の前のことを一生懸命やっていくことで、道は開けると思う」と静かに話した。

 一昨年のセンバツ優勝投手だが、その夏は甲子園の初戦で敗れた。昨夏は埼玉大会3回戦で敗れた後、東京六大学進学を決意し、憧れの地でスタートする。昨夏の埼玉でサウスポートリオとして注目された3人は、埼玉県大会決勝で勝った春日部共栄の金子大地投手(18)が明大へ。決勝で敗れた市立川越の上條将希投手(18)が法大の合宿所入りしており、「小島には負けたくないし、一番早く神宮で投げたい」と語った。ライバルとして、デビューの先陣争いにも火がついている。

 この小島のデビューに関しては、高橋監督が「1年生として入っても2月は体作りで、沖縄キャンプ(3月上旬)には連れていかない。ただ、全員フラットに考えているので、チャンスがあれば登板はある」と慎重で、金子や上條が先に脚光を浴びる可能性はある。

(サンスポ)

◇浦和学院・小島ら早大の新入生が集合
今春入学する早大の新入生ガイダンスに参加し、意気込む浦和学院・小島=西東京市の同大野球部寮

今春入学する早大の新入生ガイダンスに参加し、意気込む浦和学院・小島=西東京市の同大野球部寮

 東京六大学リーグ、早大に今春入学予定の新入生31人が8日、10日の練習合流を前に、西東京市の野球部寮でガイダンスに参加した。

 13年のセンバツ優勝左腕の浦和学院・小島和哉投手(3年)は「環境に一日も早くなじんで、目の前のことを一生懸命やっていきたい」と抱負。「体を大きくして、基礎体力をしっかりつけたい。そうすれば技術面も上がってくると思う」と、当面のテーマを口にした。

 また、12年夏の甲子園で楽天・松井裕らとともに8強入りした桐光学園・武拓人内野手(3年)は「松井さんには『頑張れよ』と言ってもらった。体が小さいのでキレで勝負して、試合に出してもらえるようにしたい」と意気込んだ。昨夏甲子園4強の日本文理・小太刀緒飛(おとわ)外野手(3年)は「足が武器だと思っている。ベンチ入りを目指して、1試合でも多く試合に出られたら」と、目標を語った。

 昨年は高校日本代表の監督だった高橋広監督は、再会した小島に「あの子はいつもいい顔をしている。将来的にはエースになって欲しい」と目を細め、小島、武、小太刀らスポーツ推薦で合格した選手については「即戦力のつもりで期待している」とした。

(デイリースポーツ)

◇早大進学の浦学・小島が寮訪問、監督らにあいさつ
学生服姿で安部寮を訪れた浦和学院・小島

学生服姿で安部寮を訪れた浦和学院・小島

 東京六大学野球リーグの早大に進学する浦和学院(埼玉)の左腕・小島が、西東京市の安部寮を訪れ、高橋広監督らにあいさつした。学生服姿で「新鮮な気持ち。ゼロからのスタート。目の前のことを一生懸命やりたい」と決意を口にした。昨年は日本代表監督を務めた高橋監督は小島との再会に「あの子はいつでもいい顔をしている」と喜んだ。

 また、同じく新入生の桐光学園(神奈川)の武は同校の1学年先輩にあたる楽天・松井裕から「頑張れよ」とエールを送られたことを明かし「早く環境に慣れて試合に出られるようにしたい」と意気込んだ。昨夏甲子園4強入りした日本文理(新潟)の小太刀は「歴史のある大学。引き締まった気持ちになった」と初々しかった。

(スポニチ)

◇強豪ズラリ、早大野球部新入生が意欲語る

 東京6大学リーグの早大に今春入学予定の31人が8日、東京・東伏見で新入生ガイダンスに臨んだ。

 13年センバツ優勝左腕の浦和学院(埼玉)小島和哉投手(3年)は学生服に身を包み緊張した様子。「基礎体力をもっとつけて、伝統ある大学で自分を1から見つめ直したいです」と、意欲を語った。

 桐光学園(神奈川)武拓人内野手(3年)は、高校の先輩である楽天松井裕からエールを送られ、「(松井裕からは)『頑張れ』と言ってもらいました。大学では足をアピールしたいです」と、50メートル5秒9の俊足を生かしてベンチ入りを狙う。

 昨夏の甲子園4強の日本文理(新潟)小太刀緒飛(こだち・おとわ)外野手(3年)も、プロ入りした元チームメートから刺激を受ける。 「(DeNAドラフト7位でエースだった)飯塚とは時々連絡を取っています。飯塚の存在が刺激になっていますし、自分も負けないようにしっかりやっていきたいと思います」と、昨夏の新潟大会決勝で逆転サヨナラ3ランを放った勝負強さを大学でも見せつける。

 新入生たちは10日から練習に参加する。

(日刊スポーツ)

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