センバツ’15・栄光を再び:浦和学院(5)山崎滉太一塁手、幸喜勇諮中堅手

◇ナイン引っ張る打撃 山崎滉太一塁手(2年)

201502281700 グラウンドで黙々と打撃練習に打ち込む4番打者。昨秋の公式戦はチームトップの16打点を記録した。本塁打こそなかったものの、ナインを引っ張る「打」の主軸だ。既に高校卒業後も、大学で野球を続けたいビジョンを持っている。

 昨年9月に行った練習試合では、守備中にバントで出塁した相手チームのランナーと一塁で衝突。左手の親指の付け根を骨折するアクシデントに見舞われたが、テーピングで固定するなどして根性で乗り切った。

 現在は本調子を取り戻しつつあるが、まだ痛みは少し残るという。それでも「痛みを抱えている方が慢心しない。けがとうまくつきあっていく覚悟」とプラスにとらえる。

 昨秋の明治神宮大会決勝では、仙台育英(宮城県)に4-1で敗北。優勝を逃した苦い思いを忘れていない。「今度こそ、自分の力を爆発させる。センバツで悔しさを晴らしたい」。4番の誇りを胸に全国の大舞台で本塁打を狙う。

◇故郷・沖縄に雄姿を 幸喜勇諮中堅手(1年)

201502281701 沖縄県読谷村(よみたんそん)出身。2013年のセンバツ優勝校に憧れ、故郷から遠く離れた浦和学院の門をたたいた。

 入学当初は慣れない寮生活からホームシックになることもしばしばだったという。「埼玉は気候も言葉も沖縄とは全然違う。体調も崩しがちで、正直最初はしんどかった」と振り返る。

 昨秋から念願のレギュラー入り。強豪たちとの試合経験が自分の中の「甘え」を消していった。関東大会準々決勝の東海大甲府(山梨県)戦では七回に先制の適時二塁打を放ち、膠着(こうちゃく)状態を打ち破った。この一打が自信につながった。

 性格はマイペース。同じ1年生の諏訪賢吉選手とは互いに「負けたくない相手」と意識し合うライバルだといい、切磋琢磨(せっさたくま)してきた。

 「甲子園では、強くなった自分の姿を沖縄の両親に見てもらいたいし、『沖縄代表』のつもりで故郷の子どもたちにも活躍する姿を見せたい」=つづく

(毎日新聞埼玉版)



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