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<首都スポ>2度目センバツV目指す浦和学院

 第87回センバツ高校野球大会(21日から12日間・甲子園)に関東勢6校が出場する。このうち、紫紺の優勝旗を持ち帰ったことがあるのは、ともに2年ぶりの春の甲子園となる常総学院(茨城)と浦和学院(埼玉)。俊足の宇草孔基内野手(2年)が打線を引っ張り、左右の2枚看板をそろえた常総は14年ぶりの、新戦力左腕の小倉匡祐投手(2年)も台頭し、関東王者に返り咲いた浦和学院は2年ぶりの頂点を目指す。

浦和学院の期待の左腕、小倉匡祐投手=さいたま市緑区の同校で

浦和学院の期待の左腕、小倉匡祐投手=さいたま市緑区の同校で

 強打で済美の安楽(現楽天)を打ち崩し、甲子園初優勝を飾った2013年春から2年。仙台育英に初戦で負けた13年夏以来3季ぶりに大舞台に戻る浦和学院。関東大会の準決勝・健大高崎戦(群馬)から神宮大会1回戦の東海大四(北海道)戦まで3連続10得点で打ち勝った打力に、森士(おさむ)監督(50)も「センバツ優勝のときの打線も冬を越して伸びた。秋の時点では、あのチームに比べて遜色はない」と手応えありだ。

 さらに頼もしいのは、小倉匡祐投手(2年)の成長。最速138キロながら切れがいい直球と縦のスライダーで、関東大会決勝の木更津総合(千葉)戦で3安打1失点完投し自信をつけた。「強気で攻めれば完投できると分かった」。秋の公式戦14試合のうち13試合に登板した大黒柱の左腕・江口奨理投手(2年)とともに左腕2枚が整った。

 小倉は、京都府・与謝野町出身で岩屋小2年のときに「ピッチャーをやるなら左の方が注目されるから」と兄にならって、サウスポーに転向。京丹後ボーイズのときに、左肩への死球を防ぐために打つのも左に変えた。関東で自分の力を試そうと入学した浦和学院には、センバツV左腕の小島和哉投手(現早大)という最高のお手本がいた。「体の柔らかさとか、腕がしなるところとかを参考にしました」

 遠征などで同じ部屋になることも多く、一緒にトレーニングもしてきたライバルの江口にちょっぴり追いついた。左腕コンビで乗り込む甲子園に向け、「フォームが安定しないところがあったので走り込みました」と下半身も安定。投球の精度も増した小倉が、大舞台でライバルに負けないピッチングを見せる。

(中日スポーツ)

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