第87回選抜高校野球大会(21日から12日間、甲子園)の組み合わせ抽選会が13日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホールで行われ、史上3校目の春連覇を目指す龍谷大平安(京都)は第3日の第3試合で、一昨年の覇者、浦和学院(埼玉)と対戦する。
昨夏の選手権大会を制した大阪桐蔭は第1日の第2試合で東海大菅生(東京)とぶつかり、開幕カードは九州学院(熊本)と八戸学院光星(青森)が顔を合わせる。開会式の選手宣誓は、32校による抽選で敦賀気比(福井)の篠原涼主将が務めることになった。
21世紀枠で82年ぶりに出場する松山東(愛媛)は二松学舎大付(東京)と、昨秋の明治神宮大会を制した仙台育英(宮城)は神村学園(鹿児島)と対戦する。
(サンスポ)
◇浦和学院「縁がある」 連覇狙う龍谷大平安と初戦 |
13年覇者の浦和学院(埼玉)は、連覇を狙う龍谷大平安(京都)が相手となった。
第3日第3試合の注目のカードは、02年1回戦の再戦となった。当時は7-1で浦和学院が勝利。森士監督(50)は「縁がありますね」と、苦笑い。「うちのチームカラーと似て、しぶといチームという印象です」と話した。
(日刊スポーツ)
◇優勝校同士、いきなり激突 |
連覇を目指す龍谷大平安と2年前の選抜覇者で関東大会を制した浦和学院が、1回戦でいきなり対戦することになった。龍谷大平安の原田監督は「正直言って、当たりたくなかった」と素直な感想を漏らし、「相手にはいい左投手がいる。バッテリーを含めた守備で耐えていかないといけない」と厳しい戦いを予想した。
浦和学院の森監督は龍谷大平安の江口主将と顔を合わせると、「お手柔らかにな」と言葉をかけて握手。浦和学院の津田主将は「経験のあるチームで、すごく嫌。でも、勝つしかない」と気を引き締めていた。
(時事通信)
◇選抜1回戦から「覇者」対決 |
昨年優勝の龍谷大平安と一昨年覇者の浦和学院が1回戦で激突する。対戦が決まった瞬間、抽選会場はどよめき、両監督は「1回戦ではやりたくなかった」と口をそろえた。
両チームは3月にそろって沖縄県内で合宿し、どちらかが選抜大会に出場しない年は練習試合をする間柄。監督同士も仲が良く、お互いが選抜で優勝した時もすぐに電話で報告しあったという。
これまで甲子園での顔合わせは第74回選抜大会(2002年)で1回だけあり、浦和学院が7-1で勝った。龍谷大平安の江口主将が「チーム一丸で気持ちを一つにして戦いたい」と決意を語ると、浦和学院の津田主将は「先取点が重要」と話した。
(朝日新聞)
◇覇者同士が初戦で激突 |
連覇を狙う龍谷大平安は、前々回大会の覇者で昨秋の関東大会を制した浦和学院と対戦。江口主将は「強いイメージ。やる気が出た。勝ってもっと上を目指していきたい」と意気揚々と話した。
これまで春の沖縄合宿で練習試合を組むなど、監督同士は十数年来の交流がある。龍谷大平安の原田監督が「当たったら嫌やなと思っていたら…」と話せば、浦和学院の森監督は「勝った方が勝ち上がっていけるような試合をしたい」と好ゲームを誓った。
(産経新聞)
◇監督・主将コメント |
浦和学院・津田翔希主将「相手が昨年の優勝校という意識はないが、実力のあるチーム。変則的なフォームから速球を投げる投手をどう打ち崩すかを研究する。先輩が達成した優勝を僕らも成し遂げたい。」
浦和学院・森士監督「準備を怠らず、一戦一勝を積み重ねていきたい。初戦は選手の瞬間的な判断が勝敗を分けるだろう。ロースコアの試合に持ち込み、後で鍵になったと言えるような試合にしたい。」
(朝日新聞)