甲子園で歴代3位の通算51勝を挙げ、今夏かぎりでの勇退が決まっている横浜高・渡辺元智監督(70)が23日、横浜市金沢区の同校グラウンドで、浦和学院(埼玉)との練習試合の指揮をとった。
体調不良のための検査入院を終えてから初めての采配は1-12で完敗。関係者やファン約500人が見守るなか、20日に春季関東大会を制した浦和学院も「渡辺先生にはベストで臨む」(森監督)と名将に敬意を払っての一戦となった。
渡辺監督は緩慢なプレーに「何やってんだー!」「違う!」などと怒声を響かせた。敗戦後には「痛めつけられて課題もわかった。森監督もそうだけど、携わった選手が育っていくことが僕らの財産だよ」と夏の健闘を誓い合った。神奈川大会は6月13日に抽選が行われ、7月11日に開幕する。
(サンスポ)
◇退任発表後、横浜・渡辺監督初采配 浦学と1勝1敗 |
今夏限りで退任する横浜の渡辺元智監督が、横浜市内の同校で行われた浦和学院との練習試合で退任決定後、初めて指揮を執った。
ダブルヘッダーで1勝1敗とし「夏前にいい経験になった」と振り返った。退任理由となった体調不良については「検査では大きな異常は見つからなかった」と話し、浦和学院・森士監督と「甲子園で会いましょう」と再会を約束した。
(スポニチ)
◇横浜完敗も渡辺監督「夏に希望持てる」 |
甲子園で春夏合わせて5度優勝の横浜は23日、横浜市の同校グラウンドで今春の関東大会を制した浦和学院と定期戦で対戦。フルメンバーの第1試合を1-12で完敗した。
渡辺元智監督(70)は14日に今夏限りでの勇退を発表してから、初の采配。課題が浮き彫りになった試合に「ご指導いただき、夏に希望が持てるようになりました」と話した。
(デイリースポーツ)