関東出場へ火花散らす きょう準決勝 秋季高校野球県大会

 秋季県高校野球大会は3日、県営大宮球場で準決勝2試合が行われる。対戦カードは第1シード浦和学院-狭山ヶ丘(10時)、第4シード春日部共栄-第2シード花咲徳栄(12時30分)。選抜大会への最終関門となる関東高校大会(31日~11月4日・県営大宮ほか)の切符3枚を懸け、佳境を迎える戦いの見どころを展望する。

◇浦和学院「連覇へ勢いづく中軸」×狭山ヶ丘「大黒柱の粘りに活路」
準々決勝の川越東戦で6打数5安打と調子が上向いている浦和学院の幸喜(左)と地区大会から全6試合に先発、抜群の安定感を見せる狭山ヶ丘の右腕藤野

準々決勝の川越東戦で6打数5安打と調子が上向いている浦和学院の幸喜(左)と地区大会から全6試合に先発、抜群の安定感を見せる狭山ヶ丘の右腕藤野

 2年連続の選抜出場を目指す浦和学院と初の決勝進出を狙う狭山ヶ丘の対戦。個の力では浦和学院に軍配が上がるが、チームとしては発展途上。狭山ヶ丘は是が非でも先制し、相手を慌てさせる展開に持ち込めるか。

 狭山ヶ丘は地区大会から全6試合で先発している右腕藤野の踏ん張りが勝利への条件。準々決勝で4打数4安打と爆発した4番永田、2安打3打点の5番浜田ら中軸が活発で、点取り合戦でも後れを取らない。

 準々決勝で延長十三回の激闘を制した浦和学院はエース右腕榊原の状態に不安が残る。準々決勝で6打数5安打と上り調子の5番幸喜の前に走者をため、序盤から投手陣を援護したいところ。内野守備の安定も課題だ。

◇春日部共栄「攻守で鍵握る女房役」×花咲徳栄「進化した左腕隙なし」
打線の中軸、正捕手として攻守両面の活躍が期待される春日部共栄の磯田(左)準々決勝の上尾戦で4安打完封と、好調を維持する花咲徳栄の左腕高橋昂

打線の中軸、正捕手として攻守両面の活躍が期待される春日部共栄の磯田(左)準々決勝の上尾戦で4安打完封と、好調を維持する花咲徳栄の左腕高橋昂

 ここまで危なげなく勝ち上がってきた春日部共栄と2季連続の甲子園出場へ加速する花咲徳栄の真っ向勝負。県内屈指の好左腕高橋昂を擁する花咲徳栄に対し、春日部共栄の本多監督が振るう采配にも注目したい。

 高橋昂の攻略が不可欠となる春日部共栄は3番関谷、5番磯田が好調で4番又吉に当たりが戻れば打線に厚みが増す。小技の利く相手に対し、右腕大道と捕手磯田のバッテリーは的を絞らせない配球を心掛けたい。

 花咲徳栄は準々決勝の上尾戦で一段階成長した姿を見せた高橋昂に隙が見当たらない。夏の甲子園を経験した3番岡崎、5番楠本らの勝負強さで序盤から圧倒すれば、連投が予想されるエースの負担を軽減できる。

(埼玉新聞)



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