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熱き戦い、きょう開幕 リハーサル余念なし 高校野球埼玉大会

熱き戦い、きょう開幕

201607090900 第98回全国高校野球選手権埼玉大会は9日、県営大宮球場で開会式が実施され、球児たちの熱いドラマが幕を開ける。連合1チームを含む158チームが一枚の甲子園切符を争い、26日の決勝まで熱戦を繰り広げる。

 開会式を翌日に控えた8日はリハーサルが行われ、入場行進でプラカードや大会旗を持つ女子マネジャー、選手宣誓を務める草加の須賀智也主将(3年)らが参加。県高野連役員の指導で、先導や進行の流れを入念に確認した。

 今回は与野の女子マネジャー・渡辺ミキさん(3年)が大会名のプラカードを持って先頭を歩き、国旗、大会旗と続く。

 開会式は午前11時開始。越谷総合-新座柳瀬の開幕戦は午後1時半にプレーボール。

晴れ舞台、はやる心 きょう開幕 リハーサル余念なし

開会式のリハーサルで入場行進の練習をする女子生徒ら=8日午後、県営大宮

開会式のリハーサルで入場行進の練習をする女子生徒ら=8日午後、県営大宮

 第98回全国高校野球選手権埼玉大会の開幕を翌日に控えた8日、県営大宮球場で開会式のリハーサルが実施され、入場行進でプラカードや大会旗を持つ野球部の女子マネジャー、選手宣誓を行う草加の須賀智也主将らが参加。県高野連役員の指導で約1時間にわたり、入場行進の先導やアナウンスの手順を入念に確認した。

 今大会は南部地区の女子マネジャーが大会プラカード、国旗、大会旗持ちを担当。開会式の司会進行、場内アナウンスも分担して務める。

 大会プラカードを持って先頭を行進するのは与野の女子マネジャー渡辺ミキさん(3年)。リハーサルを終え、「貴重な機会。埼玉の高校球児全員にエールを送る気持ちを込めて頑張りたい」と目を輝かせる。

 浦和北の小曽根理紗さん(3年)と大宮西の長根加奈さん(3年)は開会式の司会を担当。小曽根さんは「私の一言で夏が始まる。全員が聞き取れる発音と早さを心掛ける」と満面の笑み。長根さんも「決まったときはうれしくて泣いてしまった。緊張を抑えながら楽しみたい」と意気込む。

 選手宣誓の大役を務める須賀主将はマイクの感覚と動き方をチェック。「埼玉県の代表。グラウンドに立てないメンバーの思いも伝えられるようにしたい」と晴れ舞台を思い描いた。

 熊谷地方気象台によると、9日は雨、朝晩は曇り。夕方から夜にかけて雷を伴って激しく雨が降る天気になるという。同日のさいたま市の予想最高気温は26度。

場内アナウンス、息ぴったり 冨上さん(大宮東)湯瀬さん(朝霞)

 大宮東の冨上胡桃さん(3年)と朝霞の湯瀬有美さん(3年)の2人は開会式で場内アナウンスを担当。1週間前に原稿を受け取り、「母親と発音を練習した」と冨上さん。湯瀬さんも「グラウンドのマイクで練習してきた」と準備は万全だ。

 関東大会の準備など以前から顔を合わせてきた2人は息もぴったり。冨上さんが「最後の大会。今までで一番のアナウンスを」と話せば、湯瀬さんも「マネジャーはやりがいのある仕事。今までの経験を生かしたい」と表情を引き締めた。

(埼玉新聞)

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