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 秋季県高校野球大会は28日、県営大宮、上尾市民で準々決勝を行い、ベスト4が決定する。花咲徳栄、浦和学院、埼玉栄のシード勢が順当に勝ち上がったほか、Bシード春日部共栄を破った上尾、2回戦で聖望学園を下した市川越、3年ぶりの準々決勝を戦う朝霞と公立勢が元気だ。今夏4強の山村学園、9年ぶり4強進出を目指す栄北の私学勢もまとまりがある好チームだ。4強進出へ向けて火花を散らす各試合の見どころを探った。

花咲徳栄-栄北 実力優位も隙はあり

 2季連続の甲子園を狙う花咲徳栄と9年ぶりの4強進出を目指す栄北の系列校対決。実力は投打で花咲徳栄が優位に立つが、新チーム結成からまだひと月ほどで未完成な部分は多い。それでも1番野村を中心に打線は3回戦でコールド勝ちし、徐々に硬さは取れてきた。

 栄北は2回戦までを2点差以内の接戦で勝ち上がり、3回戦は16安打14得点と大爆発。ともに長打力のある4番宅島、5番武井の前に走者をためたい。先発は安定感のある左腕高木か。

山村学園-埼玉栄 高レベルの競り合い

 投手が充実しともに失点を計算できる山村学園と埼玉栄。ロースコアの接戦になりそうで1点を争う好ゲームに期待だ。

 山村学園は1年生ながら今夏にも登板した左腕和田が堅調。3回戦では昌平打線に対し1失点完投と安定感は随一だ。打線は俊足巧打の3番野邨を中心に振れている。

 対する埼玉栄は米倉、左腕嶋田とタイプの違う投手を堅守が支える。米倉は最速145キロの直球と6種類の変化球を駆使する好右腕。守備は遊撃手海崎をはじめ内外野ともに鍛えられている。

上尾-朝霞 火花散る公立の意地

 上尾-朝霞は準々決勝で唯一、公立勢同士がぶつかる一戦。上尾はこれまでの県大会3戦で先発した木村を頭から起用する可能性が高い。3回戦で春日部共栄を1失点完投したように直球を四隅に投げ分け、変化球主体で勝負したい。朝霞の中軸は振れているだけに高めに浮くのは禁物だ。

 伝統の粘りが健在な朝霞は蔵原、原口、菊地ら中軸にパンチ力がある。相手投手の立ち上がりを攻め立てて、試合を優位に進めたい。低めのボール球を見極め手を出さないことが肝心になる。

市川越-浦和学院 3本柱に挑む好打線

 4連覇を狙う浦和学院と下位打線から上位へのつながりが良い市川越。浦和学院は2、3回戦ともにコールドで勝ち上がっており、投打の充実は頭一つ抜けている。2番矢野、3番蛭間でたたみ掛ける打線は脅威。投手陣も渡邉、左腕佐野、近野の3本柱が屈強だ。

 市川越は3回戦から打線を組み替えてくる可能性もあるが、どこからでも得点機を築ける。好機に強い原田、河野の前に走者をためたい。左打者9人が並ぶ浦和学院打線をエース太賀が粘りの投球で封じたい。

(埼玉新聞)

※28日の準々決勝は雨のため29日に順延となりました。

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