東京六大学野球リーグの早大が22日、西東京市内の同大グラウンドで年内最後の全体練習を行った。今秋は70年ぶりの最下位(東大と同率)と低迷。新主将に就任した来秋ドラフト候補左腕の小島和哉投手(3年・浦和学院)は「ワセダがこのままじゃいけない、と皆さんに強く言われた」と危機感をにじませた。
新チームでは、掃除や整理整頓など、日常生活を一から見直すことを確認。主力ら34選手は23日から5日間の強化練習に臨む。高橋広監督も「弱いチームは練習するしかない。全体のレベルアップをしないと」と例年はなかったハードワークを課した。
防御率0点台、シーズン5勝などの数字とともに、プロ入りも最終学年の自身の目標に掲げた小島だが「一番は春の日本一になること。日本一になれば勝ちもつく。自分のことよりチームのことです」と強調。1年時以来となる全日本大学選手権制覇でV字回復を遂げることを誓った。
(デイリースポーツ)
早大、練習納めで新主将のエース・小島「変わるきっかけをつかんでいる最中です」
東京六大学リーグの早大が22日、東京・西東京市の安部球場で年内の全体練習を納めた。
今秋は3勝8敗の勝ち点1。東大と勝ち点、勝率ともに並んで両校が5位となり、早大にとっては、1947年秋以来70年ぶりの最下位と屈辱のシーズンだった。
投手としては、斎藤佑樹(現日本ハム)以来の主将に就任した小島和哉投手(3年=浦和学院)は「OBの方たちからもお話をいただいて、早稲田がこのままじゃいけないと強く言われました。ビリを日本一にするのは難しいけど、変わるきっかけをつかんでいる最中です」と話した。
(スポーツ報知)