投手層の厚さが随一。タイプの異なる投手7人を登録した森監督は「いい状態の投手を使い、継投でいきたい」と自慢の投手力で5年ぶりの切符をつかみにいく。
春に一皮むけ、球威が増したエース河北をはじめ、右腕が4人。コーナーワークと多彩な変化球で的を絞らせない近野、身長190センチで角度のある球を投げ込む渡邉、横から浮き上がる球が持ち味の1年生美又。左は、奪三振率の高い佐野、キレで勝負する下薗、低めに集める制球力に定評のある永島。左右の好投手がそろう。
器用で機動力がある中前、矢野の1、2番で得点機をつくり、蛭間、上野、河北の勝負強い中軸で粘り強く1点をもぎ取る。シャープな打撃でパンチ力もある後藤の復帰は好材料。打線のつながりが向上した。
(埼玉新聞)