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<浦和学院だより>8強入りへ投打充実 きょう二松学舎大付戦

シートノックで守備位置へ駆けだす浦和学院ナイン=15日午前、兵庫県伊丹市の伊丹スポーツセンター野球場

 二松学舎大付(東東京)との3回戦を翌日に控えたチームは15日、兵庫県伊丹市の伊丹スポーツセンターで小雨が降る中、2時間の練習を行い、32年ぶりのベスト8が懸かる一戦へ向け、投打に充実した仕上がりを見せた。

 アップと守備練習の後、野手陣は打撃練習、投手陣はブルペンで調整した。フリー打撃は、相手の継投を予想し、左右どちらがきてもいいように左右の手投げ1カ所ずつと、球速の速いマシン1カ所で打ち込んだ。加えて球速150キロに設定したマシンを使ってバント練習も行い、森監督は「バントが下手だからね」と初戦の反省点を修正させた。

 投手陣は、仙台育英戦で先発し6回無失点と好投した渡辺ら全員がブルペンで投げ込んだ。森監督は「勝ち上がれば連戦になる。完投ではなく、全員が与えられた役割を果たすことが大事」と継投策を示唆した。

左対策の成果示す

 左の強打者がずらりと並ぶ浦和学院打線がテーマに掲げてきた「対左投手」の成果を試すには絶好の機会だ。

 二松学舎大付は絶対的エースが不在で、東東京大会では岸川、大庭、香山の右3枚と左腕海老原の4投手が投げている。6月の練習試合では海老原を打ちあぐねて負けたこともあり、先発は海老原の可能性が高い。

 一塁手を争う右打ちの坪井と左打ちの小町のどちらが入るかは分からないが、それ以外の野手は全員左打ち。左対左で打ち勝つことが勝利への道だ。森監督は「どう打ち崩すか。今までの取り組みの成果をどれだけ発揮できるか」と勝敗のポイントに挙げた。

 昨秋や今春の県大会では、左投手に苦戦を強いられたが、左投手対策を徹底してきた今は、「待ってましたという感じ。左投手対策をずっとやってきたので自分もチームもいいイメージしかない」と4番上野がいうように苦手意識はない。

 展開としては、先制点を取られないことも肝心。今夏は南埼玉大会を含めて一度も先制を許しておらず、勝ち越されたこともない。投手を中心として安定した守備で普段通りにできれば、結果はおのずとついてくる。

送る大事さ意識 後藤

 2回戦の先発野手陣で唯一安打が出なかった後藤は「打てなかったが、感覚は悪くない。1本出れば気持ちも楽になると思う」とリラックスした表情で次戦を迎える。南埼玉大会で打率4割3分8厘を記録した6番打者の奮起が鍵を握りそうだ。

 安打も重要だが、好調な5番佐野を送る場面も出てくるはず。「バントミス一つで試合の流れが変わることもある。バントの大事さを意識している」と150キロのマシンで入念にバント練習をこなし「試合では一発で決めたい」と力を込めた。

「一戦必勝で臨む」森監督一問一答

 浦和学院の森士監督が32年ぶりの8強入りを懸けた二松学舎大付との3回戦に向けて意気込みなどを語った。

 ―2回戦を振り返って。

 「初戦までの時間が長くてゲーム感覚が崩れているかと思ったが、先に点を取れて、投手も自分を取り戻した。いいスタートが切れた」

 ―二松学舎大付の印象。

 「6月の練習試合では負けている相手。毎年、打力がいいチームという印象。今年の予選では継投で勝ち上がっているようで、うちに似ている」

 ―理想の展開。

 「先制、中押し、ダメ押し。あれだけの打線だから無失点に抑えるのは難しい。打ち勝っていきたい」

 ―チームの状態。

 「選手たちは初めての甲子園だったので、思うようにやれたこともやれなかったことも、経験。ほっとしながらも次に向けていい充実感がある」

 ―次戦への意気込み。

 「ベスト8とかベスト4とか考えずに、とにかく一戦必勝で臨む。後悔のないように楽しむことがテーマで、その中で自分たちの力が発揮できれば次の道が開ける」

(埼玉新聞)

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