高校生らの指導で中学生に野球技術を学んでもらう「第23回彩の国野球フェスティバル」(県高野連など主催)が14日、さいたま市大宮区の県営大宮公園野球場で行われた。
花咲徳栄や浦和学院、上尾など強豪校の選手、監督が中学生約200人を指導。花咲徳栄の野村佑希選手(3年)=北海道日本ハムファイターズから2位指名=や、今夏の甲子園で8強入りした浦和学院の蛭間拓哉前主将(同)らが「フルスイングでバットを振って」などとアドバイスした。
蛭間前主将は「センター返しなど基本的なことを意識しながら、楽しんで野球に取り組んでほしい」とエールを送った。野村選手から指導を受けた朝霞第一中学校2年、相嵜琢磨さん(13)は「緊張したがとても勉強になった。知っている選手を身近に感じられてうれしかった」と顔をほころばせた。