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真剣勝負の戦い願う 県高野連専務理事 神谷進氏に聞く

 夏季埼玉県高校野球大会は8日、開幕する。本年度から県高校野球連盟の専務理事に就任した神谷進氏(56)=上尾高教=に、新型コロナウイルス感染拡大で中止となった全国高校野球選手権と同埼玉大会の代替として行われる今大会についてや、高校野球に託す思いなどを聞いた。

 ―専務理事に選出されての抱負を。

 「新型コロナウイルス感染拡大の影響で、高校野球を当たり前にできる状況ではなくなっている。子供たちが甲子園を目指して高校野球に打ち込める日々に戻せるよう、頑張りたい」

 ―部活動として、高校野球が果たす役割は。

 「大人になるための過程で大事ないろいろなことを学べる場所。学校生活は横のつながりが多いが、部活動は横だけではなく先輩たちに対しての接し方など縦の関係も重要。楽しいことばかりではないし、つらい時は仲間と協力して助け合う。さまざまなことを野球から学んでいる」

 ―タイブレーク、投球数制限など高校野球の制度が変わりつつある。

 「今の制度が全ていいというわけではない。子供の育て方が昔と比べて変わりつつあるように、高校野球もその時代に対応してきている。これからも、子供たちを守るために考えていかなければならないだろう」

 ―監督、部長、県高野連役員として、高校野球に携わって34年目。これからの高校野球は、どうあってほしいか。

 「甲子園は日本の文化だと思う。今の子供たちも甲子園を目指す限り、一生懸命やっている。これからも子供たちにはいつまでも、純粋にその場を目指してほしい」

 ―過去に例のない代替大会が開幕するが。

 「春と夏はいつもの年のように戦えなかったけれど、(代替大会は)真剣勝負で戦ってほしい。どこの学校も一度は頂点を目指し、一生懸命戦って記憶に残る試合にしてもらえれば。学校、監督、選手、県高野連とみんなで協力して最後までやり切って成功させる」

神谷進(かみや・すすむ)

 埼玉県高校野球連盟専務理事。上尾高校教諭。上尾高~東洋大卒。1987年に久喜北陽高に赴任。高校野球の指導歴は久喜北陽高で監督1年、部長7年、市川口高(現川口市立高)で部長17年、上尾高で部長7年。56歳。

(埼玉新聞)

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