第103回全国高校野球選手権(8月9日から17日間、甲子園)の埼玉大会(7月9開幕)は16日、組み合わせ抽選が行われた。149チーム(うち連合6チーム)が参加し、大宮公園球場など9会場で実施される。
感染症予防のため、開会式は実施せず、1、2回戦は学校、野球部関係者以外は無観客で行われ、3回戦以降は有観客試合となる。入場券販売に関しては「完全前売り自由席」で後日、連盟のHPなどで告知される。また、ブラスバンドらによる楽器を使用しての応援は禁止となった。
春夏合わせて23度の甲子園出場を誇る浦和学院と、4度出場の聖望学園は2回戦で激突。今春の埼玉大会を制し、関東大会に出場した浦和学院の吉田瑞樹主将(3年)は「強豪校相手で身が引き締まる。力を発揮できる状態に持っていきたい」と意気込んだ。
春夏合わせて12度の甲子園出場を誇る花咲徳栄は140キロ超えの投手を複数擁する鉄壁投手陣で聖地を狙う。春季大会を制した浦和学院はエース左腕・宮城が軸。プロ注目の外野手・吉野擁する昌平は初の聖地を目指す。機動力野球で昨秋の関東大会に初出場した細田学園にも注目だ。
(スポニチ)
今春王者・浦和学院が初戦で聖望学園と激突
第103回全国高校野球選手権大会(8月9日開幕・甲子園)に向けた埼玉大会(7月9日開幕)の組み合わせ抽選会が16日、さいたま市内で行われ、今春の県大会王者で優勝候補に挙がる浦和学院は、初戦(2回戦)で春夏通算4度甲子園出場の強豪・聖望学園と激突することになった。
いきなり実現した強豪対決。浦和学院・吉田瑞樹主将(3年)は「どのチームが来ても自分たちの野球をするだけ、とチームでは話してるんですけど、聖望さんは埼玉では強豪として知られている高校。とにかく、初戦にいちばん力が発揮できるような状態に持って行きたいと思います」。今春の関東大会でも8強入りを果たすなど新チームの実績では上だが、気を引き締め直した。
浦和学院は18年夏まで春夏通算23度の甲子園出場を誇り、13年春にはセンバツを制している県内屈指の強豪校。対する聖望学園も09年夏を最後に甲子園出場からは遠ざかっているが、08年春にはセンバツ準優勝。ロッテ・鳥谷や元中日・門倉を輩出する強豪校だ。
昨夏は大会が中止となり、県高野連主催による代替大会が行われた。甲子園出場につながらない大会で、浦和学院はベスト4で涙をのんだ。吉田主将は「甲子園を夢見て、目指してきた先輩たちの夢がなくなる瞬間も見てきた。その先輩たちの分も背負って甲子園に行きたいという気持ちはあります」と話した。
(スポーツ報知)
初戦から浦和学院vs聖望学園が実現 組み合わせ抽選会
第103回全国高校野球選手権埼玉大会(7月9日開幕)の組み合わせ抽選会が16日、さいたま市内で行われた。第1シードの浦和学院は初戦で聖望学園の対戦。春の埼玉王者と、ロッテ・鳥谷敬の母校として知られる実力校がいきなり激突する。
全国でも屈指の好カードが両校の初陣となる2回戦で組まれた。甲子園春夏通じて23度の出場で2013年春には全国制覇を果たした浦和学院と、同じく春夏通算4度の出場で08年には準優勝となった聖望学園。シードとして先に埋まっていた浦和学院の隣に聖望学園とコールされると、会場からはどよめきが上がった。
抽選会に出席した浦和学院の主将・吉田瑞樹捕手(3年)は「(聖望学園は)強いというイメージ」と率直な印象を口にした。「どのチームでも勝たなかったら上に行けない。初戦にまずは一番発揮できるような状態にしたい」とキッパリ。記念大会だった18年夏以来の聖地へ、気を引き締めた。
(デイリースポーツ)
浦和学院、強豪の聖望学園と初戦の2回戦
第103回全国高校野球選手権埼玉大会(7月9日開幕)の組み合わせ抽選会が行われた。
今春県大会優勝でAシードの浦和学院は、初戦の2回戦でいきなり強豪聖望学園との対戦が決まった。
会場がどよめく好カードが、初戦に入った。浦和学院の吉田瑞樹主将(3年)は「聖望学園さんは、埼玉で強豪として知られている学校なので、初戦にまずは一番力を発揮できるようにしたいです」と話した。
昨年は、新型コロナウイルスの影響で甲子園は中止となった。2年ぶりの開催で「去年は甲子園を目指していた先輩たちの夢がなくなる瞬間を見ていた。先輩たちの思いも背負って、甲子園に行きたいです」と力強く話した。
(日刊スポーツ)