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好カード続々 きょうから3回戦 見どころ 高校野球埼玉大会

 第103回全国高校野球選手権埼玉大会は16、17日の両日、県営大宮など6球場で3回戦32試合を行い、中盤戦に突入する。1、2回戦は一般無観客だったが、3回戦から有観客で実施される。ここまで春季県大会王者の浦和学院、6連覇を狙う花咲徳栄などシード勢は15校が初戦を突破。波乱含みの3回戦。実力校同士がしのぎを削る激戦の見どころを探った。

 好カードが目白押しだ。まずは、川越東-浦和麗明。川越東は2回戦の越ヶ谷戦でビックイニングを築くなど白水、矢矧ら好打者がそろう。それに対して、浦和麗明の投手陣がどう抑えるか。先発が予想される2年生左腕の吉川に注目したい。

 小鹿野-松山は両者ともに打撃が好調。“歌舞伎打線”と銘打つ小鹿野は、部員11人ながら2試合で3本塁打21打点と勢いは十分。松山は、2回戦の草加戦で11点奪い、こちらも負けていない。持ち味を発揮できたチームに勝利の女神が振り向きそうだ。

 2回戦で延長十一回の末、市川越を下した豊岡と伸びのある直球が武器のエース星名を擁する熊谷商の一戦も目が離せない。そのほかに川口工-川口の“川口ダービー”に、草加西-川口青陵、大宮工-与野、浦和実-庄和、春日部共栄-本庄第一、所沢商-西武文理と好試合になりそうなカードが並ぶ。

 浦和学院に胸を借りる越谷南、花咲徳栄に挑戦する春日部東はそれぞれ投手陣の踏ん張りが必要不可欠だ。

(埼玉新聞)

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