7年ぶり11度目の出場となる浦和学院(埼玉)は、開幕ゲームとなる大会第1日の第1試合で、21世紀枠の大分舞鶴と対戦することが決まった。
予備抽選の結果、抽選順は最後から3番目だったが、八谷晟歩(せいほ)主将(2年)の選んだ「14」のカードに開幕戦の「1」が残っていた。
八谷主将は「うれしいです。(相手は)いい投手がいるので、自分たちの野球で打ち崩せるように頑張ります」と話した。
昨秋からチームを率いる森大監督(31)にとっては、甲子園での初めての指揮となる。八谷は「新体制になって取り組んできたことを甲子園という場で発揮できればいいと思います」と意気込んでいた。
昨夏は、森士前監督が率いて甲子園に出場。全49校最後の出場校として、初戦の2回戦で、日大山形と対戦し敗退した。
浦和学院、残り3枠から開幕戦引いた「ここで負けたら格好悪いぞ」超攻撃型野球みせる
浦和学院は、待ち望んでいた開幕戦を残り3枠から八谷晟歩主将(2年)が引き当てた。抽選会後、テスト勉強をしていた選手は手を止めてグラウンドに集合。昨秋からチームを率いる森大監督(31)は「日本中が注目している開幕戦で、感謝や喜びを持って、みんなで楽しもう。ここで負けたら格好悪いぞ。力を合わせて頑張ろう」と伝えた。
磨いてきた超攻撃型野球を、甲子園で披露する。プレー面だけでなく、失敗を恐れずに挑戦する、ミスをしても引きずらずに切り替えるなど、メンタル面も前向きに取り組むスタイル。昨夏の甲子園は、全49校最後の出場となり初戦の2回戦で敗退した。昨年も主力として知る今秋ドラフト候補の金田優太内野手(2年)は「去年の経験は忘れていない。今度は自分のプレーができる自信があります」ときっぱり。“新生ウラガク”旋風を巻き起こす。
(日刊スポーツ)
春の選抜抽選会 浦和学院は開幕試合で大分舞鶴と対戦
3月18日に甲子園球場で開幕する春の選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会が4日、オンラインで開かれ、9年ぶりの優勝を目指す浦和学院は、大会初日の第1試合で大分舞鶴と対戦します。
新型コロナウイルスの感染状況を踏まえて、オンラインで開かれた抽選会には、出場32校の主将らがリモートで参加しました。
7年ぶり11回目出場の浦和学院は、八谷キャプテンがくじを引き、大会初日の開幕試合で21世紀枠の大分舞鶴と対戦することが決まりました。
抽選会のあと、八谷キャプテンは大会に懸ける意気込みを語りました。
八谷晟歩主将「開幕戦で緊張もあるんですけど、緊張を自分たちの中で力に変えて戦っていきたいと思います。チーム力が大事だと思うので、フォーメーションだったりチームとして一つになれるような練習をしていきたいです。」
このあと、八谷キャプテンがチームメイトに対戦相手を伝え、森大監督が「開幕試合という日本中が注目する試合ができることに感謝の気持ちを持って野球を楽しもう」と部員たちに呼び掛けました。
森大監督「秋の関東大会が終わったあとから、開幕ゲームを意識して準備をしようという話をしていたので、開幕カードを引いた八谷主将に感謝したいですし、とにかく初戦の準備を頑張っていきたいと思います。」
3月18日の開会式は、大会初日の3試合に登場する浦和学院を含めた6校で実施します。
また、選手宣誓は6校による抽選の結果、大会初日第2試合に出場する岡山の倉敷工業、福島貫太キャプテンに決まりました。
(テレ玉ニュース)