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早大アスリート選抜合格の浦和学院・宮城誇南ら練習合流「エースになりたい」

【写真】早大の練習に合流した新入生の左から智弁和歌山・岡西、広陵・森山、浦和学院・宮城、木更津総合・越井・越井

 東京6大学野球の早大にアスリート選抜入試で合格した4人が4日、都内での練習に合流した。智弁和歌山・岡西佑弥内野手、広陵(広島)森山陽一朗投手、浦和学院(埼玉)宮城誇南、木更津総合(千葉)越井颯一郎投手はいずれも甲子園出場経験があり、大学での日本一と4年後のプロ入りを目標に掲げた。小宮山悟監督(57)は「楽しみです。動きを見て、しっかり練習してきてくれたことが確認できた。安心して見ていられました」と期待を寄せた。

 岡西は、三塁手でノックを受け、フリー打撃にも参加。「先輩が優しくて、やりやすいです」と話した。智弁和歌山では2年夏にレギュラーで甲子園優勝。高校でも主軸を任されており「木製バットになっても、打撃でアピールしたい。プロになりたいけど、まずは1年生から試合に出場したい」と話した。

 最速145キロ右腕の広陵・森山は、仲間と高め合う。高校時代のチームメート、内海優太外野手が明大に進学。「負けたくない。お互い切磋琢磨(せっさたくま)したい。キレのある直球で抑えたい」と対戦を心待ちにする。昨秋以降は、体作りに重点を置き、体重は3~4キロ増の87キロ。「名門で野球がしたいと思った。勝てる投手になりたい」と話した。

 最速144キロ左腕の浦和学院・宮城は、中学時代に小宮山監督がほれ込んだ逸材。「最終的にはチームのエースになりたい。高校入学の頃からプロが目標だったので、大学でも変えないで目標を貫きたい」と話した。早大の1学年上には、浦和学院でバッテリーを組んだ吉田瑞樹捕手(1年)がいる。「またバッテリーを組めるように頑張りたい」と意気込んだ。

 最速146キロ右腕の木更津総合・越井の目標は、高校と大学の先輩にあたる楽天・早川。「早川さんの(早大の)リーグ優勝を見て、ここで野球がしたいと思った」と志望した。先輩の背中を追い「早川さんのように、土壇場で出てチームに勝ちを持ってこられるような投手になりたい。できればドラフト1位で目標を達成したい」と4年後のプロ入りを見据えた。

(日刊スポーツ)

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