【写真】田中樹人投手は、九回1死満塁のピンチを招いたが三ゴロ併殺で切り抜けた
高校野球練習試合
(浦和学院3-1市船橋、14日、船橋市民)
浦和学院は、昨夏千葉代表の市船橋と練習試合を行い3-1で勝利した。一回に2点を先行、二回に1点を加え、6投手の継投で1失点に抑えて逃げ切った。
九回に登板し1死満塁まで攻められた右腕・田中樹人投手(3年)は、最後は三ゴロ併殺で切り抜けた。「調子が悪くて真っすぐもスライダーも抜ける球が多くなって、(右前)ヒット、デッドボール、フォアボールにしてしまった。何とかスライダーでゴロを打たせられた」と顔をゆがめた。
この夏、田中に抑え役をイメージしている森監督は「昨年甲子園に出ているチームに、状態が悪い中で何とか投げ切るようにしないといけないと言ってきた。今、経験できてよかったと思う」と、無失点という結果にうなずいた。
(サンスポ)