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浦学、本庄第一にコールド勝ちで5回戦進出 1年生西田が公式戦初HR

 第8日は4回戦16試合を行い、細田学園が11-2で熊谷に八回コールド勝ちし、2014年の創部以来、初の16強入りを決めた。獨協埼玉は武南に10-8で競り勝って初の5回戦に駒を進めた。

 Cシード大宮南は久喜北陽に8-1で七回コールド勝ちし、25年ぶりにベスト16に入った。同じくCシード狭山清陵は4-3で坂戸に逆転サヨナラ勝ちした。叡明は7-3でCシード上尾に逆転勝利した。

 第9日は23日、県営大宮など3球場で5回戦8試合を行い、ベスト8が決定する。

浦和学院、積極走塁 光る機動力

 3試合連続の2桁安打で危なげなく勝利。森監督は「難しい試合を想定して臨んだ。足を絡めた機動力がよかった」と三回の攻撃を勝因に挙げた。

 三回は6安打5得点と打線がつながった。先頭の鈴木が内野安打で出塁すると、小林の右前打で一気に三塁へ。「都市対抗野球を見て学んだ」(指揮官)とミスを恐れない積極走塁を体現した。

 試合を決定づけたのは1年西田の公式戦初本塁打。「小林さんの前に出ろという声でタイミングがあった」と内角の直球を捉え、左越え2ラン。西田は「試合中の緊張はなく、調子がいい。チャンスで打ってチームに貢献したい」と次戦でも活躍を誓った。

(埼玉新聞)

試合結果

全国選手権埼玉大会・4回戦(7/21・レジスタ大宮)

TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
本庄第一 0 0 0 0 0 0 1 0   1 2 2
浦和学院 0 0 5 0 0 0 0 3x   8 14 0
(8回コールド)
【浦】 鈴木、渡邉-篠塚
【本】 関口-宮島、川島
西田(浦)
河内、篠塚、西田、小林(浦)黒田(本)

打撃成績

 浦和学院
位置 選手名 打数 安打 打点
⑧7 小林 5 2 1
月山 4 1 1
篠塚 4 2 1
喜屋武 3 1 0
西田 4 2 2
河内 4 3 1
濱野 3 0 0
8 江口 0 0 0
鈴木 1 1 0
1 渡邉 2 2 1
石田 2 0 0
6 小栗 1 0 0
33 14 7
 本庄第一
位置 選手名 打数 安打 打点
今井 4 0 0
渋沢 3 0 0
黒田 3 1 0
原田 3 1 1
宮島 1 0 0
2 川島 2 0 0
下田 3 0 0
小野 3 0 0
関口 2 0 0
倉嶋 1 0 0
H 桑原 0 0 0
7 船橋 0 0 0
H 木戸脇 1 0 0
7 向田 0 0 0
26 2 1

投手成績

 浦和学院
選手名 安打 三振 四球 死球 失点 自責
鈴木 3 0 6 0 0 0
渡邉 5 2 6 2 1 1
8 2 12 2 1 1
 本庄第一
選手名 安打 三振 四球 死球 失点 自責
関口 7 2/3 14 2 1 8 3
7 2/3 14 2 1 8 3

チーム成績

TEAM 攻撃 守備
三振 四死球 犠打 盗塁 残塁 失策 併殺
浦和学院 2 1 3 0 6 0 0
本庄第一 12 2 0 1 3 2 1

浦和学院は三回、西田の2ランを含む6安打5得点。投手陣も五回まで走者を出さなかった。本庄第一は2安打と攻撃陣が苦しんだ。

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