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元西武左腕ジュニア・三井雄心が浦和学院を2年連続夏の聖地へ 2点打でアピール

【写真】慶応との練習試合で決勝打を放った浦和学院・三井

◆練習試合 浦和学院3-0慶応(29日・おふろCafeハレニワスタジアム熊谷)

 2年連続の夏の甲子園を目指す埼玉の強豪・浦和学院が29日、埼玉・おふろCafeハレニワスタジアム熊谷で、昨夏甲子園Vの慶応(神奈川)との練習試合に臨み、3-0で快勝した。高校通算32発で、プロ注目の強打者・三井雄心内野手(3年)は「3番・三塁」でスタメン出場。0-0で迎えた8回1死二、三塁の好機、決勝の右前2点打を放つ活躍を見せた。

 昨夏の甲子園V投手、小宅雅己(2年)との勝負。主将の三井は集中力を極限まで高め、内角高めの140キロを振り抜いた。2者が生還。一塁上で激しく両手を突き上げた。「素晴らしい投手に、チャンスで1本打てたのは大きい」。持ち前の勝負強さを発揮した。

 父は西武の左腕としてプロ通算36勝を挙げた浩二氏(50)。幼少期には西武Dのベンチでカブレラに会ったこともある。父とは常に電話やLINEで連絡を取り合い、元気をくれる存在だ。最後の夏へ「最強チャレンジャーとして一つ一つ勝っていきたい」と闘志をたぎらせた。

三井 雄心(みつい・ゆうしん)

 2006年6月19日、千葉・浦安市生まれ。18歳。小3から武蔵野ファイターズで野球を始め、久我山イーグルスでもプレー。東京青山リトルシニア、京葉ボーイズを経て浦和学院では1年春からベンチ入り。1年秋から三塁のレギュラー。昨夏の甲子園に出場。好きな選手はヤクルト・村上宗隆。50メートル走6秒3。遠投95メートル。180センチ、80キロ。右投左打。

(スポーツ報知)

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