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本番控え増す高揚感 高校野球埼玉大会きょう開幕

【写真】開会式の手順を確認する各校の選手ら=10日午後、県営大宮

 第106回全国高校野球選手権埼玉大会の開会式を翌日に控えた10日、県営大宮球場で開会式のリハーサルが行われ、入場行進で大会プラカードや大会旗を持つ野球部の女子マネジャー、選手宣誓を行う豊岡の片岡恭二郎主将(3年)らが参加した。約1時間半にわたり、入場行進の先導や役割の手順を確認した。

 選手宣誓の大役を目前に控え、片岡主将は「支えてくれた両親に感謝の気持ちを見せたい。とにかく元気よく、かっこいい宣誓にしたい」と緊張と高揚感に満ちた様子で話した。

 今大会は東部地区の女子マネジャーが大会プラカード、国旗、大会旗持ちを担当。開会式の司会進行、場内アナウンスも分担して務める。大会プラカードを持つ春日部共栄の片山愛深(あみ)さん(3年)は「今までの思い、部員と埼玉県球児の気持ちも全部含めて精いっぱい先頭を歩きたい」と笑顔で先導するつもりだ。

 開会式の司会は、越ヶ谷の高木菜々子さんと春日部共栄の吉田茉桜さんが担当。花咲徳栄の宮元桃果さんと春日部工の清水しおりさん(それぞれ3年)が場内アナウンスを務める。吉田さんは「選手たちを明るく元気にサポートできるように頑張る」と意気込んだ。

(埼玉新聞)

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