【写真】選抜出場が決まり、帽子を投げて喜ぶ浦和学院の選手たち=27日、さいたま市緑区の同校(産経新聞埼玉版)
第84回選抜高校野球大会の出場校が決定した27日、関東地区代表として埼玉からは浦和学院高校(さいたま市緑区)が選ばれた。2年連続8回目での出場で、甲子園出場は春夏合わせて18回目となる。
野球部員らに出場決定を伝えた小沢友紀雄校長は「昨年は震災などもあり、思うことがそれぞれあったはず。今まで感じたことを試合に反映させ、さわやかに精いっぱい力を発揮して」と激励。笹川晃平主将は「代表に選ばれてうれしい。エラーを出さないなど当たり前のことを当たり前にできることが大事。昨年を知っているメンバーも多く、経験を基に試合に臨みたい」と活躍を誓った。
森士(おさむ)監督は「2年連続出場なので、出るだけでは周りは満足してくれない。やるからには日本一」と気合を入れた。また、「リードしていた試合で負けるなど、メンタル面がまだ弱い。野球は1対1の勝負の積み重ね。個の力を引き上げていきたい」と、選抜に向けての課題も語った。
(産経新聞埼玉版)
◇浦和学院日本一取りに行く
【写真】帽子を空に上げながら歓喜する浦和学院ナイン(日刊スポーツ)
浦和学院(埼玉)は日本一奪取を誓って、2年連続の晴れ舞台に出陣する。明石飛真主将(2年)は「個々のレベルを上げて、チームプレーにつなげたい。日本一を取りにいきたい」と話した。ナインは昨年末、年明けの2度、被災地の石巻を訪れ、ボランティア活動を行った。この経験から意識が変わったという。森士監督(47)は「取り組む姿勢、目の色が変わった。自分たちを見つめ直すことができた」と振り返る。そして「(被災地に)勇気を与えられる野球をやって、やるからには日本一を目指したい」と言い切った。
(日刊スポーツ)
◇「全国制覇するぞ」関東王者・浦和学院2年連続出場
昨秋の関東大会を制した浦和学院。2年連続で出場が決まったと報告を受けた後、選手たちは「全国制覇するぞ」の掛け声とともに帽子を投げて喜びあった。
森監督は「出場だけでは応援してくれる皆さんに満足してもらえない。一戦必勝で優勝を目指す」と語った。部員らは昨年12月、宮城県石巻市でボランティア活動をした。「当たり前に野球ができる大切さを感じ、成長してくれた」と話す。
強打で関東大会を2連覇。笹川は「打撃だけでなく走塁や守備も含めて総合力で勝負したい」と意気込んだ。
(スポニチ)
◇「やるからには日本一」浦和学院
浦和学院は昨春のセンバツで1回戦敗退した悔しさをばねに練習を重ね、秋の関東大会では2連覇を達成した。この日、森士監督は選手たちに出場決定を伝えた後、「2年連続で出させていただく。やるからには日本一」と発破を掛けた。
チームは日本一を目標に掲げる一方、昨年12月と今年1月には、全員で東日本大震災被災地の宮城県石巻市にボランティアへ。明石飛真一塁手は「被災地を見て言葉にならないものを感じた。大好きな野球を当たり前にできることに感謝し、日本一になる」と意気込んでいた。
(毎日新聞)
◇浦学・笹川「総合力で勝負!」
第84回選抜高校野球大会の出場32校が27日に決まった。
昨秋の関東大会を制した浦和学院。2年連続で出場が決まったと報告を受けた後、選手たちは「全国制覇するぞ」の掛け声とともに帽子を投げて喜びあった。
森監督は「出場だけでは応援してくれる皆さんに満足してもらえない。一戦必勝で優勝を目指す」と語った。部員らは昨年12月、宮城県石巻市でボランティア活動をした。「当たり前に野球ができる大切さを感じ、成長してくれた」と話す。
強打で関東大会を2連覇。笹川は「打撃だけでなく走塁や守備も含めて総合力で勝負したい」と意気込んだ。
(サンスポ)