【写真】記念撮影で1年生たちと笑顔を見せる鈴木氏(中央)=蓮田市立黒浜小学校(埼玉新聞)
プロ野球埼玉西武ライオンズと東京ヤクルトスワローズで活躍した元選手の鈴木健氏(42)が、蓮田市立黒浜小学校(保坂不二夫校長、児童数415人)に招かれ、野球教室を開いた。
講師の鈴木氏は、背番号「8」を付けたライオンズ時代のユニホーム姿で、待っていた1年生の前に登場。身長187センチの堂々とした風格が醸し出す雰囲気に、「カッコいい。僕も野球選手になりたい」と上村叶君(7)。現役時代を知らない子どもの目から見ても、スター性は健在だった。
軟式ボールを使い、キャッチボールからスタート。「ボールを遠くへ投げるときは、助走した方がいいよ」と実際にボールを投げる手本を見せた。約25分の「ボール投げ教室」はあっという間に終了。その後も学年別に次々と教室を開催した。3、4年生はボール投げとバッティング、5、6年生はベースボール教室を行い、児童たちは楽しく学んでいた。教室終了後は、6年生と一緒に給食を取った。鈴木氏は「黒浜小の子どもたちはとても元気がありました。これをきっかけに野球が好きになってくれればいいな」と話した。
鈴木氏は越谷市出身。同市内の小中学校を卒業後、浦和学院へ進学。夏の全国高校野球選手権には2度出場。高校通算ホームラン83本は、当時の日本最多記録を打ち立てた。1位指名を受け西武ライオンズ(当時)に入団。4番打者として活躍し、優勝に大きく貢献したスター選手。
(埼玉新聞)
うちら同期のスター、元気そうでなによりです。